『清平楽』第41~45話まで見ました。
八大王は病を押して宮中に参内し、相も変わらず仁宗の不孝を責め、亡き劉太后を罵ります。そして二皇子最興来は看病の甲斐もなく病没。実母李宸妃が不孝の埋め合わせに二皇子を連れ去ったと信じる仁宗は、群臣の批判を承知しつつも母方の親族を厚遇するしか為す術がありません。李宸妃の弟の李用和は重用に傲ることなく、却って恐縮しますが、その次男で仁宗の従弟にあたる李瑋は、空気を読まずアホぼんぶりを発揮していますw
かつて宮学で教鞭を執っていた石介は、富弼とともに謀反を企んでいるというデマを流され、皇城司(宋の特務機関)にこれ見よがしに尾行されるようになりますが、これが実は夏竦が裏から手を引いて放った偽物であることが判明。その政敵となる新政派に対する嫌がらせということのようです。
汚名が晴らされたかと思ったのもつかの間で、その後間もなく石介は病没。その無念を晴らすべく直訴を敢行する欧陽修でしたが、逆に夏竦から自身の姪に関わるスキャンダルを告発されてしまいます。証拠不十分ということもあって欧陽修は罪には問われませんでしたが、岳父晏殊の計らいにより地方に出ることとなり、晏殊自身も地方へ。晏殊はナレ死ならぬキャプション死ということで、出番はここまでということになるようです。
そして参内したまま宮中で養生を許されていた八大王が、仁宗に呪いを植え付けるだけ植え付けて八大王が病没。同時に二皇子の死も公表され、皇嗣問題が再燃します。しかし普通の宮廷物だと、これだけ立て続けに皇子女が死んだら何らかの陰謀が疑われるという展開になるはず (^_^;) 実際作中の描写でも四公主の死は謀殺と言っていいと思いますが。このあたりで張茂則が四公主の急死の現場に居合わせてそのまま宮中から逃亡したお付きの侍女を捕捉していますが、有耶無耶のままとなっています。
新政派の蘇舜欽らが今話題の接待を伴う店で高歌放吟して時政批判に及んだところ、夏竦の密告網に引っかかって弾劾されてしまいます。夏竦は宦官の楊懐敏を介して皇城司を抑えるとともに、開封府も抑えてるようなんですが、包青天物とはかなりイメージが違ってきますね。新政派で唯一残った韓琦も仁宗の計らいで地方に出ることとなります。
夏竦は『古文四声韻』など金石学での業績でも知られていますが、本作でも青銅器なんかを手に取っている場面が時々出てきます。しかし1899年の発見とされている甲骨文にまで手を出しているのはさすがにやりすぎですねw
慶暦七年、仁宗の養子宗実が、幼馴染みで曹皇后の養女の高滔滔と結婚。成長した徽柔も結婚相手の選別が問題となります。ということでいよいよ徽柔がヒロイン格となって後半戦に突入のようです。
八大王は病を押して宮中に参内し、相も変わらず仁宗の不孝を責め、亡き劉太后を罵ります。そして二皇子最興来は看病の甲斐もなく病没。実母李宸妃が不孝の埋め合わせに二皇子を連れ去ったと信じる仁宗は、群臣の批判を承知しつつも母方の親族を厚遇するしか為す術がありません。李宸妃の弟の李用和は重用に傲ることなく、却って恐縮しますが、その次男で仁宗の従弟にあたる李瑋は、空気を読まずアホぼんぶりを発揮していますw
かつて宮学で教鞭を執っていた石介は、富弼とともに謀反を企んでいるというデマを流され、皇城司(宋の特務機関)にこれ見よがしに尾行されるようになりますが、これが実は夏竦が裏から手を引いて放った偽物であることが判明。その政敵となる新政派に対する嫌がらせということのようです。
汚名が晴らされたかと思ったのもつかの間で、その後間もなく石介は病没。その無念を晴らすべく直訴を敢行する欧陽修でしたが、逆に夏竦から自身の姪に関わるスキャンダルを告発されてしまいます。証拠不十分ということもあって欧陽修は罪には問われませんでしたが、岳父晏殊の計らいにより地方に出ることとなり、晏殊自身も地方へ。晏殊はナレ死ならぬキャプション死ということで、出番はここまでということになるようです。
そして参内したまま宮中で養生を許されていた八大王が、仁宗に呪いを植え付けるだけ植え付けて八大王が病没。同時に二皇子の死も公表され、皇嗣問題が再燃します。しかし普通の宮廷物だと、これだけ立て続けに皇子女が死んだら何らかの陰謀が疑われるという展開になるはず (^_^;) 実際作中の描写でも四公主の死は謀殺と言っていいと思いますが。このあたりで張茂則が四公主の急死の現場に居合わせてそのまま宮中から逃亡したお付きの侍女を捕捉していますが、有耶無耶のままとなっています。
新政派の蘇舜欽らが今話題の接待を伴う店で高歌放吟して時政批判に及んだところ、夏竦の密告網に引っかかって弾劾されてしまいます。夏竦は宦官の楊懐敏を介して皇城司を抑えるとともに、開封府も抑えてるようなんですが、包青天物とはかなりイメージが違ってきますね。新政派で唯一残った韓琦も仁宗の計らいで地方に出ることとなります。
夏竦は『古文四声韻』など金石学での業績でも知られていますが、本作でも青銅器なんかを手に取っている場面が時々出てきます。しかし1899年の発見とされている甲骨文にまで手を出しているのはさすがにやりすぎですねw
慶暦七年、仁宗の養子宗実が、幼馴染みで曹皇后の養女の高滔滔と結婚。成長した徽柔も結婚相手の選別が問題となります。ということでいよいよ徽柔がヒロイン格となって後半戦に突入のようです。
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