ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

インターネットは災害に強くても、サーバーにデータが集中してたら、だめじゃん(>_<!)

2006-04-27 20:22:39 | Weblog

 さっきのブログの、BCPについては、IT屋さんとして言いたい皮肉について。

 インターネットはたしか、ARPAnetがもとになっていて、どっかが攻撃(災害なんかもおんなじことだけど)にあっても、通信できる形になっている。TCP/IPなら、他のルートでつながれば、いつも使っているルートがおかしくなっても、だいじょーぶ。

 でも、インターネットを使って、会社間を結んでも、現在の主流は、サーバーにデータを集中させる。なので、結局、インターネットがつながっても、サーバーのデータが見れなければ、業務はできないっていうことになる。

 もちろん、このために、現在は、東京と大阪の両方にデータをもつといったように、複数のデータを保持するという形が取られる。

 しかし、この場合、たとえば、東京で地震があったとして、大阪がサーバーとして立ち上がれば、東京以外の人はいい。しかし、東京の人たちは、自分たちのサーバーが立ち上がるか、大阪のサーバーに接続できないと、作業は出来ない。だから、自分の部署だけが、復旧して、インターネットがつかえる環境になっても、サーバーが立ち上がらない限り、業務復活は出来ない。




 では、インターネットのようにある部署が復旧したら、その部署だけでも、仕事ができるようにするにはどうしたらよいか?っていうと、その部署に必要なデータは、その部署内でデータを持つということになる。

 簡単にするため、今、
  東京に1課、2課、3課、大阪に1課、2課、名古屋に1課あったとする。

 従来の持ち方だと、
   東京に全データがあり
   そのバックアップデータを東京と、大阪がもっているというイメージ。

   この場合、アクセスは東京だけでいいので、効率的。

 上記のように、部署ごとに持つとすると、
   東京1課は東京1課のデータ
   東京2課は東京2課のデータ
   東京3課は東京3課のデータ
   大阪1課は大阪1課のデータ
   大阪2課は大阪2課のデータ
  名古屋1課は名古屋1課のデータ
  全体共通データは、東京で更新、各課にバックアップを配信

 となるが、さあ、ここで、select文をかけたらどうなるか?
 全部署に聞きに行かないといけないわけだが。。。




 この問題を考えたデータベースに連邦型データベースというのがある。

 サーバー側にselect文を発行すると、それぞれの支社のselect文に分けて、発行し、結果を集約して返してくれるというものなんだけど。。。

 今、「連邦型データベース」でぐぐってみたけど。。

 さいきん、そんなのやってる人いないみたいね。。

 つーと、やっぱり、集中してDBをもつことになるので。。

 インターネットを使っても、「自分の部署のネットは再開したけど、東京はダウン、大阪には、つながらないので、業務は出来ません」っていう状態になりそーだね。

 まあ、地震が来たら、仕事なんかしちゃいけないよ!っていう意味だろーね

 (そうなのか?)

 

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地震などの災害時の事業継続計画(BCP)について、中小企業庁がサンプルをだしている。

2006-04-27 16:18:36 | Weblog

 この前、WBS(念のために言っておくけど、別に要求仕様分析における、Work Breakdown Structureじゃなくって、テレビのニュース番組)を見ていたら、地震などの災害時における、事業継続計画(BCP)についてやっていた。

 でね、その場面で、

「では無線が使えなくなったとして、これからやってください」

 っていわれて。。。
「横浜に連絡するには。。」
「171」
っていって、ケータイかけてたんですけどお。。。

もしもーし!ケータイって、無線使ってるんじゃないでしょーか(^^)

そーいう意味じゃない??




 でも、現実問題として、災害にあったときに、すぐに連絡しようとしても、向こうが迷惑っていう可能性がある。

 その番組では、ITが、どーのこーのとか、力説してたけど、現実問題、大企業でない場合は、決済ができるかどうかがすべてで、決済ができるんだったら、別に地震が起きて、1週間ぐらい、事業を復旧させなくてもいいかもしんない。

 なぜなら、お客さんも、地震なので、こないから(^^;)

 そんな中、お店開けてもねえ。。。

 従業員も、地震で、それどころじゃないでしょ。連絡してきたら迷惑かもよ?

 逆に、コンピューターが復旧しようが、何しようが、決済が回らなきゃ、アウトだ。
 手形を燃やしちゃったとかいって、入金を受け取れないで、その一方、支払いだけがきて、ショートしちゃったら、たとえ、コンピュータがうごいたって、従業員がいたって、おみせが無傷で、商品が今すぐ売れたって、銀行取引停止になり、それが立て続けに2回やっちゃったら、事業継続は事実上、不可能だ。

 なんて考えると、ITがどーこーのなんていってるのは、IT屋さんの論理で、世の中、カネなのだよ。




 そー言う意味で、BCPを考えるには、IT屋さんじゃない、中立的な立場から、作成していったほうがいいと思う。

 そこで、取り上げたいのが、中小企業庁が出しているこれ


中小企業BCP策定運用指針
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html


 とりあえず、このへんから、とっかかりとしてみていったほうがいいと思う。

 あ、あとBCPについては、IT屋さんとして言いたい皮肉っていうのがあるんだけど、まあ、それは別の機会に。


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戻るボタンで戻ると「有効期限切れ」と出る対策とHTTPヘッダを見るプラグイン

2006-04-27 11:25:18 | 一人勉強会

 日経SYSTEMの先月号についてきた、システム構築完全読本の2章Webアプリ開発の最新技法(p38-P73)に書かれていることを、何回かに分けて取り上げてみたいと思います(1回でおわっちゃうかもしんないけど)



■重複処理を防ぐには
・JavaScriptでボタンがクリックされたら、ボタンを無効にするようにする
・隠しトークンとセッションをあわせる(トランザクション・トークン)

■ページを戻るボタンで戻ると「有効期限切れ」とでる
 →POSTで起こる。
・HTTPヘッダの「Cache-Control」を、クライアントにキャッシュできるような設定にする
 →no-cacheにしない
・特にPHPは単純にsession_startを送ると、no-cacheになるので、session_cache_limiter("");を先に呼び出す。そーすると、OK

■HTTPのヘッダを参照するプラグイン

ieHTTPHeaders
http://www.blunck.info/iehttpheaders.html



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