ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

この「最適な工期」の計算式、無謀なプロジェクト批判に使えそう

2007-07-06 19:45:15 | 開発ネタ

ここの記事
最適な工期は「投入人月の立方根の2.4倍」、JUASが調査
http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/05/juas.html


によると、


標準開発工期は「投入人月の立方根の2.4倍」。

例:1000人月のプロジェクトの場合は24カ月の工期を設定するのが標準的

そして、

工数(人月)の設定ではシステムの画面数やファイル数も使える。調査から導き出されたのは

「必要工数=0.1×ファイル数+1.3×画面数+0.3×バッチ数」

という数式。その中でも工数と最も高い相関を示すのは画面数で、

「必要工数=画面数×1.55」

との数式も示された。


さらに、


「(短縮率が)30%以上の短い期間での開発は無謀である」


そーだよねーそーだよねー!!
今ウィリアムのいたずらがやってるのとか、画面が30個以上もあるのに、ウィリアムのいたずら一人で、数ヶ月でやろうとしているんだもんねえ・・
本来、上記の式でいうと、40人月くらいでしょ・・それを数ヶ月だから、短縮率が30%とか、そーいう次元じゃないよね・・

その前も、そんなかんじだったなあ。。(>_<!)

うーん、この計算式が出来たおかげで、無謀なプロジェクト批判に使えそうだ。

P.S ちなみに、じゃあ、どーして出来るのかというと、ソースを自動生成するからなんだけどね。。でもねー、それにも限界があって、ブログかいてる暇なくなるのよ、最近、あんまり書いてないでしょ。。

ちなみに、ウィリアムのいたずらの場合、
画面数X1人月を要求するんだけど、これが通った記憶は・・・ここ数年、
皆無だ(>_<!)(取引先が悪いのかなあ・・・)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例-その5:動詞の抽出

2007-07-06 17:34:12 | 開発ネタ

 オブジェクト指向でやる場合の最初から最後までの流れを、実際の例を挙げて書いていくシリーズ「オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例」、今回は、ここの順番から言うと「(3)その要件の動詞をとりだす」です。




■まずは業務用件の確認

まず、昨日まとめた、業務要件を確認すると


・小売が卸売りに対して発注をだし、その発注した商品は、
   ・直接お店に届けられることもあるし
   ・指定場所(物流センターなど)に届けられる場合もある。
 物流センターに届けられる場合は、最終的な売り場も伝票に書かれる
 (物流センターの人が困らないように)

・発注者は、店舗の人とは限らず、本社のバイヤーが行うこともある。

・発注を確認したりすることもある。

・でも、編集もすることにします・・・



 でした




■動詞抽出の方針

 この中で、

・目的語(または対象物)が、現在まとめようとしている業務(=発注)
 に関することで

・かつ動詞が動作を示している
 (「である」、「で構成されている」のような状態を示すものではない)

ものを抜き出します。

その後
・結局同じ動作を示しているものは1つにまとめます




■実際に、動詞を抜き出す

 上記の赤字がそれにあたります。

 「届けられる」のは、「商品」であって、「発注」ではないので、ここの動詞ではありません=発注の範囲ではありません=>この文は、このあとの納品の範囲なのですが、あとのデータ抽出に関係します。

 で、抜き出したもののうち、
 伝票を書くのは、発注伝票を書くということで、バイヤーが行うのも発注、だから、発注を出す=発注にまとめられます。

なので、結果として

・発注する
・確認する
・編集する

ということになります。




しまった、単純すぎた(^^;)

まあ、いいでしょう。次回は、

(4)動詞から、
   (どういうときに)誰が、何を、どうするという
   単文にまとめる

です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Excelレガシー再生計画

2007-07-06 10:18:24 | Officeソフト&VBA

 日経コンピューター2007年7月9日号の特集に「Excelレガシー再生計画」っていうのがありますね(^^;)

 ウィリアムのいたずらも、ある会社で、Excel直して欲しいというので、そーいう問題があったんだけど、そのとき思ったのは、Excelは、ブック(=ファイル)内にマクロが隠れちゃうから、業務変更したときに修正をわすれるのよねー。

 ウィリアムのいたずらが、そのお仕事やったときも、結局、昔の業務ロジックが入っていたのに、誰も気づかない(まあ、気づいても初めに作った人がやめて、その後マクロが分かる人がいなかったから、直せないんだけどね)って言う状態で、その部分を直すだけでOKだった。




 結局、Excelでも、

・このマクロのデータはどこをみていて、何をしていて、どこに
 出力しているのかは、管理しておく
 →そーいう申告シートみたいなのをつくる

・ファイルに埋め込まないのは無理だから、マクロ入りファイルの
 「雛形を」一括管理する(どこかのフォルダにきれいに入れとく、
 みんなコピーしてそこから使う。最新版の雛形にしておく)

 っていうようにすれば、事態は結構よくなると思うけど・・
 とくに、後者は、手っ取り早く、できそうなアプローチだよね・・
 (後者をやってから前者、その後置き換えとかを考えるんだろうな)

 世の中そんな甘くない(^^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする