オブジェクト指向でやる場合の最初から最後までの流れを、実際の例を挙げて書いていくシリーズ「オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例」、今回は、ここの順番から言うと「(5-1-1)データの項目をだしてくる」を行う前に、ちょっと、やることを書いておきます。
■再度、エンティティをまとめる。
「(5-1-1)データの項目をだしてくる」の前またはあとにやる作業なのですが、ここまでのエンティティを再度まとめておきます。
エンティティに関しては、「(1)エンティティの抽出」でやりました。
しかし、その後、「(2)機能要求をまとめる」で、実際にはヒアリングしていたり、「(5-1-1)データの項目をだしてくる」でデータについて詳しく調べたりして、より深い情報があつまっています。
正規化を行う前に、それらのエンティティをまとめておくのがいいとおもいます。
■今回の場合
今回の場合は、オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例-その3:エンティティ抽出で、以下のエンティティがでています。
・発注
・小売(発注者)
・卸(受注者)
・商品
で、その後、オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例-その4:業務要件。で、小売には、(最終的に運ばれる)店舗と、納品場所(物流センター)があるという話になりました。
ってことで、
・発注
・小売(発注者)
・店舗
・納品場所
・卸(受注者)
・商品
っていうことになるとおもいます。
ということで、エンティティの再度まとめは、ここまで