日経ソリューションビジネスの2009年3月15日号、
18ページからの特集が、
「多重下請け構造の終えん 大手主導で進む外注改革」
なんだけど、そこで書かれているのは、こんなかんじ。
・下請け構造が複雑になることにより、プロジェクトの
全体像が把握できなくなり、品質、セキュリティ上を
確保するのが難しくなる問題や、
労働局や厚生労働省の「偽装請負」チェックで、
多重下請が減ってきている
・大手のSIerが3次請負を禁止へ
→派遣に切り替え
・中小SIer、個人事業主→涙目
IT技術者派遣会社→メシウマ
ただ、2次請までにしてしまうと、開発技術力を持っている人を確保できるのか?という疑問は残る(いままで、2次請あたりは、管理者であり、元請けのシステム開発手法の問題を知っている人より、ただ、管理してるだけの人が多いと思う)。
開発技術力を持った人が、派遣会社にいくという構図になると、派遣会社のさじ加減で開発に必要な技術者を持っていかれてしまい、開発のリスクが増える。
ということはあるが、波としては、さけられないのでしょうなあ・・・
じゃなくても、不景気で、中小SIer、個人事業主は仕事少なくなっているのに・・・
かなりの雇用の流動化というか、そーいったものが、起こるかもしれませんね・・・