ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ボトムアップで開発すると、結局問題先送りで、なにもせずに月日が流れることも

2005-05-12 11:45:36 | 開発ネタ
昨日、トップダウンで開発する話の問題を書いたので、きょうは、ボトムアップの開発での問題。

 ボトムアップで開発していくと。。。

 まず、「話がわかっている、ここから開発しましょう!」
 っていうことになり、分かったところから開発していくことになる。

 分かったところから開発すると、わかんないところは、先送りになる。

 そんなことしてると、いつまでたっても、
 わかんないところは、わかんないままで。。。

 開発1年だと、半年ぐらい経ったときに、
 「そろそろやばいんじゃないか?」
 といいだし、みんながやばいと気づいたときには、
 どうしようもなくなっている。

なんていうことで、問題が発生することもある。




 ちなみに、ボトムアップとトップダウンって、結局、構造化分析でも、オブジェクト指向でもありえるとおもう。

 構造化分析の場合は、たしかにトップダウンアプローチなのですが、オブジェクト指向でも、抽象的なクラス、大きな作業のクラスから、具体的、詳細化の部分をつくっていき、具体的、詳細化のクラスは、まず、ダミーのクラス(=スタブ)をつくって、適当な値を返すようにしておけば、トップダウンでも分析・開発可能。。。

 一方、ボトムアップについては、オブジェクト指向の場合、分かっている部分を局所化して、クラスとし(ボトムアップで)積み上げていくことも出来る。でも、構造化手法でも、上記のように、問題を先送りにして、部分だけ作ることも可能だし。。。

 つーことで、まあ、技法にかかわらず、トップダウン、ボトムアップでは、問題を先送りにできるわけで、そーすると、やばいわけだ。。やっぱ、野中先生の唱える、ミドルアップダウンの出番かあ??と思う、ウィリアムのいたずらなのでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする