アオツヅラフジ[青葛藤](ツヅラフジ科)
本州~沖縄の山野や道端に見られる、雌雄異株の落葉つる性木本。葉は楯状につきません。
7~8月に花を咲かせます。雄蕊は離生し、雌蕊、雄蕊とも3~6本です。
以前にも載せましたが、茎や根を「木防已(モクボウイ)」といって、利尿、鎮痛、解熱、緩下薬に用います。果実を干して煎じたり、生のまま絞った汁を飲んでも効果があるそうです。
本種のつるは、葛籠を編むのにも使われたそうです。
この辺りではよく見かけますが、昔から身近な植物だったのですね。
今まで雄花は見たことがありますが、雌花を見たことがありません。来年はどちらの花も見てみたと思います。
11月上旬 横浜市内にて
山を歩いていると籐を編まれる方がようアオツヅラフジを採って行かれますよ。
とても丈夫なようですね。
今でも、籐の材料として使われているのですね。
ただ刈り取られるよりは、そちらの方がいいですね。
美味いか不味いか、一粒ぐらいなら大丈夫?
以前、散策は始めた頃、ブドウの仲間と間違えてひとつだけ食べたことがあります。
美味しくなかったと思います。