自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

二人もあった・・・

2007-05-31 20:18:00 | お散歩
フタリシズカ[二人静]
(センリョウ科)。
山野の林に生える多年草で、茎は高さ30~60cmになります。4~6月、茎先に穂状花序を2~3本だし、白い花を咲かせます。葉は茎の上部に対生し、楕円形で先は尖り、細かい鋸歯があります。
同属のヒトリシズカに対し、花穂が2個のものが多いためこの名がついたそうです。
ヒトリシズカよりひと回りもふた周りも大きい印象です。花も「ヒトリ」の方が、繊細な感じです。
どちらの「シズカ」がお好みか、比べてみてください・・・・・

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添え物の花・・・

2007-05-30 20:27:00 | お散歩
オランダガラシ[和蘭芥子]
(アブラナ科)。
ヨーロッパ原産の多年草で、栽培されていたものが逃げ出し、今では湿地や水辺など日本各地に帰化しています。以前載せたことがありますが、クレソンと呼んだほうが分かりやすいでしょうか・・・・・
4~8月、茎先に白色の4弁花を密につけます。
尾瀬などの湿地でも見られるそうで、どんどん定着しているようです。
帰化植物が増えたと嘆くより、新しい日本の水辺として受け入れた方がよいのでしょうか。。。。。

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白頭巾・・・

2007-05-29 18:24:00 | お散歩
ヤマボウシ[山法師](ミズキ科)。
本州~九州の山地に生える落葉高木で、公園や庭にもよく植えられています。葉は対生し、卵円形~楕円形で先は急に尖り、縁は細かく波打ちます。弧を描くように伸びる葉脈は、ミズキ科共通の特徴だそうです。
白く花弁のように見えるのは総萼片で、中央に見える球形のものが頭状花序になります。
この花を白い頭巾をかぶった法師に見立てたのが、名の由来だそうです。
果実は秋に赤く熟し、甘みがあって食べられるそうですが、食べた事はありません。熟す前のまだ青い実を子供達は「モヤットボール」といって遊んでいました。
若葉も食用となるそうです。ぜひ一度味見をしてみてください・・・・・

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白い花もありました・・・

2007-05-28 22:05:03 | お散歩
サギゴケ[鷺苔](ゴマノハグサ科)。
前に載せたムラサキサギゴケの白花品種だそうで、「ムラサキ」より個体数が少なく、あまり見かけることはないそうです。この花は、道端に広がる草地のフェンス際に少しまとまって生えていました。
5月中旬 横浜市内にて
こちらが、ムラサキサギゴケです。
田の畦で見たことが多かったのですが、林際の草地などでもよく広がっています。この一角だけが、紫色の花畑のようでした。地面をビッシリと覆う姿は、一種独特の雰囲気が出ています・・・・・
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ここにもウツギが・・・

2007-05-27 17:31:00 | お散歩
ミツバウツギ[三葉空木]
(ミツバウツギ科)。
各地の山地に生える落葉低木。樹高2~4mになり、葉は三出複葉で対生し、小葉は長卵状楕円形で縁に鋸歯があります。
樹高が2m以上になる樹木で、三出複葉をもつ樹木はごく少なく、ミツバウツギのほかにミツデカエデ、メグスリノキ、タカノツメくらいだそうです。
花がウツギの花に似ているため、「ウツギ」とつきますが、ミツバウツギ科に分類され、ウツギとは関係が無いそうです。
若葉や蕾は山菜として食べられるそうです。この蕾、食べ頃なんでしょうか・・・・・

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