先日、タイワンリスに齧られたらしい、木の枝を載せましたが、その被害は確実に拡大しているようです。
これはケヤキですね。わりと大きな株で、立派な枝振りをしていますが、1/3ほどの枝がこのように樹皮を剥ぎ取られていました。
これはたぶんタブノキです。こちらは何故か、ほぼ一定間隔で輪状に齧られています。
すぐ下の地面には、齧ったかすのような物が落ちていたので落ちていたので、まだ齧りたてなのかもしれません。
林際の枝を齧っている場面に遭遇したのですが、その様子は残念ながら撮ることができませんでした。
でも、このような樹皮を剥ぎ取られた痛々しい姿をさらす木々が、とても目立つようになったと思います。
地上にまで降りてきて、木の実か何かを食べているところです。私とは10mも離れていません。
この日、林の中に入ってすぐ、タイワンリスたちに出会いました。そのすぐ後、樹上で物音が聞こえたので見上げてみると、幹を走り登るタイワンリスと、そのすぐ近くの枝にとまったばかりのカラスがいました。カラスがタイワンリスを襲ったのでしょうか。
私がこの場所で、タイワンリスを初めて目撃してから、5年が過ぎようとしています。
その頃はたまにしか目にしませんでしたが、最近では見飽きてしまうほどよく見かけます。
天敵らしい動物は見当たらず、その数は爆発的に増えているのではないでしょうか。
この林でこのまま数が増えていけば、周囲の林へ移動し、生息範囲を広げていくことは確実でしょう。
個人の力では、やれることはないのでしょうか。
地元横浜市では、どのような対応を考えているのでしょうね。
自然環境の変化には、あまり興味が無いのかもしれません。
3月上旬 横浜市内にて