自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

秋を感じて・・・

2008-09-30 21:42:00 | お散歩
クロモジ[黒文字](クスノキ科)
今まで何度かクロモジを載せてきましたが、黒く色付いた実を載せるのは初めてのようです。
いつもは葉の匂いを確認するのですが、この時は黒い実に夢中になってしまいました。
この写真ではよく分かりませんが、枝先には来年の葉芽がもう準備されていました。

ソクズ(スイカズラ科)
白い花を咲かせていたソクズも、こんなオレンジ色の実をつけています。去年見た時のほうが、実がいっぱいついていましたが、鳥にでも食べられてしまったのでしょうか。
黄色かった腺体も、蜜が出終わって緑色になっていますね。
今日で9月も終わりですね。徐々に深まり行く秋の姿が楽しみですね。

9月上旬 横浜市内にて 
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赤と白と・・・ミズヒキ

2008-09-29 21:43:00 | お散歩
ミズヒキ[水引](タデ科)
山地や薮などに生える多年草。
8~10月、茎先から細い総状花序を数本出し、小さな花を疎らにつけます。花弁状の蕚は4裂し、上の3裂片は赤色、下の1裂片は白色と手元の図鑑には書いてありますが、この写真で見ると中央の2裂片は、赤と白に色分けられていますね。
ミズヒキの花序を上から見ると赤に、下から見ると白に見えることを水引に例えこの名がついたそうです。
果実は卵型のそう果で、そう果の先はかぎ状に尖り、これで動物などに付着して散布されるひっつき虫のひとつです。
ミズヒキは大きくなるので、うまく撮ることができませんでした。V字型に斑のはいる葉も入れたかったのですが、今回は花に注目して見ました。

9月上旬 横浜市内にて 
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アザミに混じって・・・ツリガネニンジン

2008-09-28 18:20:00 | お散歩
ツリガネニンジン[釣鐘人参]
(キキョウ科)

昨日載せたノハラアザミの咲いていた草原に、ツリガネニンジンも咲いていました。今まで横浜で私が見たツリガネニンジンは、元気のない花が多かった気がしますが、天気も良かったためか、ここでは元気な花が多かったです。

野に咲く花を見て、私も元気付けられます。
9月上旬 横浜市内にて 
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花と蝶・・・

2008-09-27 23:35:00 | お散歩
ノハラアザミ[野原薊](キク科)
乾いた草地などに生える多年草。茎葉は不揃いに裂けて刺があり、基部は茎を抱きます。根生葉は縁に欠刻と刺があり、羽状に深裂し、花期にも残ります。
8~10月、枝先に紅紫色の頭花を咲かせます。頭花は、このように上向きにつき、総苞は鐘形で、総苞片はやや反り返り粘着しないのが特徴です。
ここの草原では、ノハラアザミがたくさん咲いていました。
チョウやハチ達も盛んに蜜を吸っていましたが、このツマグロヒョウモンの雄は蜜を吸うのに夢中になって、カメラを近づけても逃げる素振りを見せませんでした。

9月上旬 横浜市内にて 
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これも開いて・・・アオギリ

2008-09-26 21:15:00 | お散歩
アオギリ[青桐](アオギリ科)
伊豆や紀伊半島、愛媛、高知、大隈半島、琉球列島の海岸林や二次林に生育する雌雄同株の落葉高木。
公園などにも植えられていますね。
樹皮が緑色なのが特徴で、名の由来もそこから来ているそうです。
林際の道を歩いていると、こんな風車のような果実に出会いました。褐色に熟した果実は見た記憶がありますが、こんな緑色の果実を見たのは初めてかもしれません。
昨日載せたゴンズイとは違い、熟す前に果実は開裂します。舟形に開いた果皮にかわいい種子がついていますね。
熟すとこの形のまま、風に飛ばされくるくると宙を舞うそうです。
計算された形なのですね・・・・・

9月上旬 横浜市内にて 
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