寒さ感じる・・・

先日載せたヤマガラに出会った後、林の中で水が湧き出る辺りを見ると、水面から霧のようなものが出ていました。
なんとなくぼやけて見えると思いますが、画面いっぱいに川霧（？）が写っているのです。何枚かその様子を撮ったのですが、うまく撮れませんでした。
気温より水温が高い時に発生するそうですが、この日も寒い日でした。

１月中旬　横浜市内にて

これは別の日に撮ったものです。
子どもの頃よく遊んだ公園の池、正午近いというのに、ほぼ一面凍りついていました。
それほど厚くない氷なので、人が乗ることはできないでしょうが、このような姿を見たのはあまり記憶にありません。
この季節、いつもはカモなどで賑わっている水面も、氷に閉ざされてひっそりとした感じがしました。

１月下旬　横浜市内にて

いつまでも・・・トキリマメ

トキリマメ［吐切豆］（マメ科）
林の中の道を歩いていると、道端でトキリマメの実と出会いました。この場所も、毎年トキリマメの花や実の姿を楽しむことができます。
この木はトウネズミモチでしょうか。はっきり覚えていませんが、まだたくさんの実が絡み付いていました。
常緑樹の緑と写っていると、一見冬の姿とは思えませんが、果皮の干乾び具合が季節を物語っていますね。
緑萌える季節が待ち遠しいです。

11月の実

１月中旬　横浜市内にて

抜け殻？・・・カラスウリ

カラスウリ[烏瓜]（ウリ科）
秋に色付いて、綺麗な実を付けていたカラスウリも、冬枯れの姿になっていました。
すっかりと干乾びた皮。食い破られたのか、穴が開いて、中身はありません。
鳥たちに食べられたのでしょうか。それとも単に皮が破れて、中身が落ちたのでしょうか。
いずれにせよ、いつまでも残った皮が冬枯れの野で、彩りを与えていました。

2012年の実

１月中旬　横浜市内にて

親近感・・・ヤマガラ

ヤマガラ[山雀]（シジュウカラ科）
アオジを撮って、しばらくその場で立ち止まっていると、流れとは反対側の林の奥から、ヤマガラの群れがやってきました。
私に気付いているのかわかりませんが、すぐ近くまでやってきて、仲間同士で囀りあっています。
これを撮った時、2m程しか離れていません。別のヤマガラは私のすぐ後ろの木にとまって何かやっています。
昨年末にも、この場所のすぐ近くで同じようにヤマガラがやってきて、暫く私の周りに佇んでいたことがあったのです。その時は、撮ることができなかったのですが、同じ個体なのでしょうか。

ひとしきり、私の周りで騒いだ後、ヤマガラたちは林の奥へ飛び去って行きました。
私は小川を遡って、林の奥へ歩いて行きました。
小川からちょっと離れた所に湧き出る水を眺めていたら、再びヤマガラがやってきて、私のすぐ前の枝にとまりました。暫くすると水の湧き出る所へ降りていき、水を飲み始めました。これがその写真です。
その後、また同じ枝に戻ってきたのですが、そのあと何を思ったのか、私にとまろうとして、腰の辺りで羽ばたいたのです。
すぐに元の枝に戻って、また林の奥へ飛び去って行きましたが、ヤマガラの羽ばたく音が、暫く私の耳に残りました。
ヤマガラと、少しお近づきになれた気持ちです。。。

201年のヤマガラ

１月中旬　横浜市内にて

林の中にて・・・アオジ

アオジ [青鵐]（ホオジロ科）
林の中を歩いていると、鳥たちがばらばらと飛び立ちました。
どんな鳥がいたのか、距離があったのでよく分かりません。
鳥たちがいた所は、林の中を流れる小川のある所です。少し歩いて、立ち止まり、鳥が戻ってこないか待ってみました。
すると流れの向こう側で、鳥が動くのが見えました。
まず現れたのはアオジでした。いつもは藪の中などにいて、囀りを聞くことは多いですが、その姿を撮ることはなかなかできないでいる鳥です。
他にも何羽かいたようですが、はっきり姿を確認できたのはこの1羽だけでした。
もう少しお近づきになりたいと思うのですが、なかなかそうはなりませんね。

2012年のアオジ

１月中旬　横浜市内にて