ツリフネソウ[釣舟草](ツリフネソウ科)
北海道~九州の山地や水辺など、やや湿った場所に生える1年草。茎はやや赤味を帯び無毛で、葉は菱状楕円形で細鋸歯があります。
7~10月、茎先に花柄を出し、紅紫色の花を数個咲かせます。距は後方に長く出て、先は巻きます。果実はさく果で、ちょっとした刺激で果皮が弾けて、種子を弾き飛ばします。
去年見た花とは少し離れた林縁に咲いていました。今年も無事に咲き始めていて安心です。同属のホウセンカは、子供の頃家の庭に植えていましたが、最近花を見る機会がありません。来年は玄関脇のスペースにでも、ホウセンカの種を蒔いてみようかと思います。
9月下旬 横浜市内にて