マルバグミ[丸葉茱萸](グミ科)
秋田以西の本州~九州、四国、沖縄の海岸近くの草地や低木林に生える常緑低木。
枝はツル状に伸びます。葉は互生し、葉身は広卵円形で革質、縁は全縁で少し波打ちます。葉表は深緑色で、葉裏は銀白色の鱗片が圧着してやや光沢があります。
10~11月、葉腋に数個の花が束生します。果実は偽果で冬を越し、4~5月に赤く熟します。表面には白い鱗状毛が密生して白っぽく見え、甘くて食べられます。
小動神社の境内の奥に、ちょっとした展望台があり、相模湾を望めます。そこに行く階段脇にこんもりと茂るこの木がありました。
ツル状に伸びた枝は、あちらこちらに蔓延り、一見すると同じ木には見えません。その枝には逆枝といって、下向きに伸びる枝が見られます。
株の中を覗くと、こんなに枝が絡み合うように伸びています。
中央の枝は途中で切られていますが、根元ではなく、先の方が切られているのです。
マルバグミ、タブノキと一緒に、この地で昔から生えていたのでしょう。
2月中旬 鎌倉市内にて
秋田以西の本州~九州、四国、沖縄の海岸近くの草地や低木林に生える常緑低木。
枝はツル状に伸びます。葉は互生し、葉身は広卵円形で革質、縁は全縁で少し波打ちます。葉表は深緑色で、葉裏は銀白色の鱗片が圧着してやや光沢があります。
10~11月、葉腋に数個の花が束生します。果実は偽果で冬を越し、4~5月に赤く熟します。表面には白い鱗状毛が密生して白っぽく見え、甘くて食べられます。
小動神社の境内の奥に、ちょっとした展望台があり、相模湾を望めます。そこに行く階段脇にこんもりと茂るこの木がありました。
ツル状に伸びた枝は、あちらこちらに蔓延り、一見すると同じ木には見えません。その枝には逆枝といって、下向きに伸びる枝が見られます。
株の中を覗くと、こんなに枝が絡み合うように伸びています。
中央の枝は途中で切られていますが、根元ではなく、先の方が切られているのです。
マルバグミ、タブノキと一緒に、この地で昔から生えていたのでしょう。
2月中旬 鎌倉市内にて