ドクダミ[蕺草](ドクダミ科)
道端や草むらでドクダミの花が目立つ季節です。
白い苞が綺麗ですね。以前にも載せましたが、3個の雄しべと1個の雌しべがひとつの花の単位です。花序の下から咲き進む様子がわかりますね。
花のアップです。
細かすぎてよくわかりませんね。
ドクダミは緩下作用、利尿作用、血圧降下作用の他にも殺菌作用もあって、蓄膿症や擦り傷、湿疹などにも用いられる薬草です。今、花盛り。収獲時でもあるようです。
5月中旬 横浜市内にて
ドクダミ[蕺草](ドクダミ科)
道端や草むらでドクダミの花が目立つ季節です。
白い苞が綺麗ですね。以前にも載せましたが、3個の雄しべと1個の雌しべがひとつの花の単位です。花序の下から咲き進む様子がわかりますね。
花のアップです。
細かすぎてよくわかりませんね。
ドクダミは緩下作用、利尿作用、血圧降下作用の他にも殺菌作用もあって、蓄膿症や擦り傷、湿疹などにも用いられる薬草です。今、花盛り。収獲時でもあるようです。
5月中旬 横浜市内にて
ユウゲショウ[夕化粧](アカバナ科)
道端でこの花を見る機会が多い季節となりました。その数は年々増えているようにも思えますが、見慣れた花になりますね。
小さな花には、小さな訪問者がいました。一心不乱に蜜を舐めているのは、ミナミヒメヒラタアブでしょうか。カメラを向けても逃げるそぶりさえ見せません。初夏の日を浴びて忙しそうに動いていました。
5月中旬 横浜市内にて
オカタツナミソウ[丘立浪草](シソ科)
林の中を歩いていると、林床に青い花が咲いていることに気付きました。オカタツナミソウでしょうか。花序は短く、ほぼ同じ高さに集まって咲きます。花の向きも同じでないことも特徴です。
茎などに下向きに生える毛が付きますが、それを確認しようとしたところ何やらおかしなものに気付きました。花筒の上に小さな芋虫がいたのです。小さな丸く黒いものが頭部で、反対側の尾部(?)と交互に動いて尺取虫の様に動いていました。この写真ではわかりませんが、あと3匹位はこの株の花についていました。何の幼虫ですかね。
小さな世界で懸命に生きる姿を垣間見ることができたようです。
5月中旬 横浜市内にて
ヤブデマリ[薮手毬](レンプクソウ科)
関東以西の山野の谷沿いや川沿いに多く生える落葉小高木。葉は対生し、倒卵形~長楕円形で先は急に尖り、縁に鈍鋸歯があります。
5~6月、花弁由来の装飾花をもつ散房花序をつけます。
林縁の斜面でヤブデマリと出会いました。大きな装飾花が目立ちます。中央に小さな両性花があるはずですが、近づけなかったため咲いているのかどうかわかりません。よく見ると装飾花が落ちたあとも確認できるので、花の盛りは過ぎているのかもしれません。
秋には赤く色付いた実を見ることができるでしょう。黒く熟した実は食せるようですが、試食したことはありません。このヤブデマリは近づけないので、試食するには他の所で探さないといけません。
5月中旬 横浜市内にて
カラタネオガタマ[唐種招霊](モクレン科)
中国南部原産の常緑小高木。江戸時代中期に渡来したといわれ、庭木や公園樹として植えられています。
葉は互生し、楕円形~長楕円形。縁は全縁ですが少し波打ちます。
5~6月、葉腋に花弁、萼片とも縁が紅色を帯びる淡黄色の花を咲かせます。この花は紅色ですが、園芸種のようです。公園の隅に植えられていました。
以前にも載せましたが、花にはバナナのような強い芳香があります。径2cm程の小さい花ですが、匂いは存在感を示しています。ホウノキなどと違い、樹高も低いので花の香りも楽しめます。
中国では、花を消化不良,腹部膨満,鼻炎などに用いる薬用植物でもあります。
バナナの香り、試してみませんか・・・
5月中旬 横浜市内にて