自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ミコシグサ・・・

2008-10-31 21:04:00 | お散歩
ゲンノショウコ[現の証拠]
(フウロソウ科)

秋も深まり、実りの季節を迎えた植物達も多いですね。
このゲンノショウコも実が熟し、種子を弾き飛ばしたようです。巻き上がった先端の丸い部分に種子が入っていたのです。
以前にも載せましたが、種子を弾き飛ばした後のこの姿から、ミコシグサという別名もあります。

花がまだ咲いていますが、この長細いものが弾き飛ばす前の果実です。分かりにくいですが、一番下に種子がついています。
できるだけ種子を遠くに飛ばすために、こんな姿になったのでしょうね。
10月中旬 大和市内にて 
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もじゃもじゃの帽子・・・クヌギ

2008-10-30 18:28:00 | お散歩
クヌギ[橡、椚](ブナ科)
緑色の果実、やっと撮ることができました。もじゃもじゃした部分を「はかま」と呼びますが、特徴があって面白いですね。このクヌギの実は、去年咲いた花から生ったものだそうです。2年かけて実るんですね。
クノギ、ツルバミ、ハハソ、ホウソなどたくさんの名前を持ちますが、ツルバミという呼び名は、古く万葉集に見られるそうです。

シラカシ[白樫](ブナ科)
こちらはシラカシの実です。クヌギとは異なり、今年咲いた花から生ったそうです。はかまはお椀状で、これもまたかわいいですね。
お山のドングリの生り具合は、どんなものでしょう。クマなどの動物達のお腹を満たすほど生ってくれるといいですね。。。。。
10月中旬 大和市内にて 
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あまり匂わず・・・ヤマハッカ

2008-10-29 21:33:00 | お散歩
ヤマハッカ[山薄荷](シソ科)

山野の林縁に生える多年草。茎は高さ40~100cmになり、9~10月、青紫色のこんな花を咲かせます。
花冠の上唇に濃紫色の斑点があり、下唇はボート形で雄蕊や雌蕊は下唇の中に隠れます。
「ハッカ」と名に付きますが、あまり匂いはしなかったと思います。
この辺りは年に何度も歩く、私の散策コースのひとつです。
でも、この花に出会ったのはこの時が初めてでした。
歩き慣れた道で新たな出会いがあると、なんだかうれしいですね。
10月中旬 横浜市内にて 
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髭に出会って・・・センニンソウ

2008-10-28 21:30:00 | お散歩
センニンソウ[仙人草]
(キンポウゲ科)

去年、白髭を開く前に刈り取られてしまって、その姿を見ることができなかったセンニンソウ。ようやくその姿を確認することができました。
もっとたくさん実をつけて、白髭をたなびかせている姿を想像していたのですが、ここではあまり実が残っていませんでした。白髭が開くとすぐに実は落ちてしまうのでしょうか。じっくり観察してみたいですね。
10月中旬 横浜市内にて 
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秋に咲いて・・・シャクチリソバ

2008-10-27 21:23:00 | お散歩
シャクチリソバ[赤地利蕎麦]
(タデ科)

今年もこの花が咲いています。毎年出会うこの場所は、帷子川の上流に流れ込む支流のひとつです。先日帷子川沿いの道を歩いて気付いたのですが、帷子川の本流でもこのシャクチリソバがたくさん生えていたのです。
私がいつも見ている所より、はるかに多くの株が生えている群生地とも言える場所が何ヶ所もありました。
これも確実に生息域を広げているようです。

10月中旬 横浜市内にて 
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