自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

赤い実もうひとつ・・・マンリョウ

2010-12-31 18:09:00 | お散歩


マンリョウ[万両](ヤブコウジ科)
昨日のヤブコウジと一緒に撮ってきたマンリョウです。
こちらも、この辺りの林ではよく見かけることができます。林床を這うようにして生えているアケビが、ここぞとばかりに絡みついていますね。
今日は大晦日、2年前のこの日も、マンリョウの赤い実を載せました。今年は全体の姿を載せてみましたが、この赤い実は冬枯れの林では良く目立ちます。
今年は記録的な猛暑で、我々ばかりではなく、植物や動物達も大変だったことでしょう。
異常と思われたこの年も、いつものようにあと数時間で終わりです。
来年はどんな1年となるでしょうね。
皆様良いお年をお迎えください・・・

2008年の実

12月中旬 横浜市内にて

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赤い実ひとつ・・・ヤブコウジ

2010-12-30 18:10:00 | お散歩


ヤブコウジ[藪柑子](ヤブコウジ科)
先日、キチジョウソウの花を載せたので、久しぶりに赤い実を撮ろうと思い見に行ってきました。
ところが、あれだけあったキチジョウソウが何処にあるか分からず、見つけることができませんでした。
この林には、ジャノヒゲやヤブラン、スゲの仲間など、細長い葉を持った植物がたくさん生えています。赤い実を目当てに足元を見て歩いたのですが、あるのはヤブコウジやマンリョウの赤い実ばかりです。仕方が無いので、毎年撮っているヤブコウジの実を撮って帰って来ました。
家に帰って、もう一度自分の記録を見たところ、別の林で2月上旬に実を撮っていることがありました。年が明けたらまた探しに行ってこようと思っています。

2009年の実

12月中旬 横浜市内にて

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葉っぱ並べて・・・

2010-12-29 21:38:00 | お散歩

ヒサカキ[柃](ツバキ科)


チャノキ[茶ノ木](ツバキ科)

先日、ヒサカキの実を載せた時、見わけるポイントが分からないというコメントを頂きました。
私は子どもの頃から、家の庭で見ていたので、何となく分かるのですが、いざ見わけるポイントを言おうとしても、まったく思い浮かびません。とりあえず葉の写真を撮ってきたので、手元の図鑑を見ながら考えてみました。
葉は互生し、3~7cmと小ぶりな方ですが、表面の艶がきれいです。葉先は少し窪んでいて、先に近い部分で葉幅が最大になります。う~ん、これが決め手という特徴が無いですね。
やっぱり、春先に咲く花のにおいが、一番特徴的といえるでしょうか。
私が住んでいる町には、ヒサカキやチャノキが垣根として植えられていることがよくあります。
このヒサカキのすぐ近くにも、チャノキが植えられていたので、ついでに撮ってきました。
ヒサカキと比べると、葉の艶がありませんね。全体的に丸い感じもします。葉脈がよく窪んでいますね。でも、チャノキの葉は、もっと長くなることもあります。この色艶の感じが特徴といえるのでしょうか。
やはり、花が咲いていたり、実が付いている時に覚えるしかないのでしょうか。葉っぱだけの時は難しいですね。

12月下旬 横浜市内にて

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みんなで食べて・・・

2010-12-28 21:44:00 | お散歩


コガモ[小鴨](カモ科)
昨日のカワラヒワの水浴びを見た後、さらに川沿いを歩いていると、支流との合流部でコガモが何羽か集まって、食事をしているところに出会いました。
嘴を水の中に突っ込んで、右に左に忙しそうに歩き回っています。よく見ると2羽の雄にそれぞれ2羽ずつ雌がついているようです。コガモの繁殖は一夫一妻で、秋から春にかけて形成されるそうですが、このコガモたちはまだそうした行動はとっていないのでしょうか。
今は食べるのに夢中、まさに花より団子と言えますね。
コガモたちのいるこの支流は、暗渠化こそしていませんが、三方をコンクリートに囲まれていて、魅力の無いただの水路のようです。住宅街の中を流れているので、水害を防ぐためには仕方が無いことなのでしょうが、こういう川を見るとなんか寂しいですね。

先月のコガモ

12月下旬 横浜市内にて

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冬の行水・・・

2010-12-27 21:32:00 | お散歩


カワラヒワ[河原鶸](アトリ科)
昨日載せたイソシギを見た後、そのまま川沿いを歩いていたら、今度は川から小鳥が飛び立ったのに気付きました。一瞬スズメかと思いましたが、どこか様子が違います。川のほうを見ると何羽かの小鳥が川面にいます。どうやらカワラヒワのようです。
水浴びでもするかと思って、カメラを構えようとしている間に、2~3羽のカワラヒワが向こう岸のほうへ飛んでいってしまいました。チャンスを逃したと思ったところ、1羽だけ水の中に残って、こちらを警戒するようにしています。



すると突然羽を動かして水浴びを始めました。羽の動きが早くて捉えられていませんね。
ごく短い時間でしたが、2度3度と水浴びした後、どこかさっぱりした様子で向こう岸のほうへ飛び立っていきました。
この日も寒い一日でしたが、川の水も冷たいでしょうに、この鳥は寒くないのでしょうか。
見ているこちらが寒くなる出来事でした。

12月下旬 横浜市内にて

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