去年の暮れに植えたパンジーの花が、春を迎えてまた咲き始めようとしています。
その葉の上に、今年も現れたこの幼虫―ツマグロヒョウモンの幼虫だそうです。
この幼虫で5匹目くらいでしょうか。どこに隠れていたのか分かりませんが、毎日のように退治しています。この株の隣に植えてある黄色花の蕾まで齧られて、放っておくと大変なことになります。
家の周りには、春になると何故かスミレが生えてきます。何年か前に、どんな花が咲くのだろうと思って引き抜かずに残しておいたら、この幼虫に葉を齧られて、すっかり丸坊主になってしまったことがあります。
ツマグロヒョウモンは、元々南方系の蝶ですが、幼虫はスミレ類を食草とします。パンジーやビオラなど園芸用の植物と共にその生息域を広げたそうです。
蝶が舞う姿も素敵ですが、野に咲くスミレたちが食べつくされないことを祈ります・・・・・
ツマグロヒョウモンの成虫
3月下旬 横浜市内にて