ツルウメモドキ[蔓梅擬](ニシキギ科)
関東以西の本州~四国、九州、琉球の道端や林縁に生える、雌雄異株の落葉性藤本。葉は互生し、円形~楕円形。葉柄は長さ1~2cmです。
5~6月、小さな目立たない花を咲かせます。果皮は3裂し、仮種皮は黄赤色です。
ここ数年、実の生る姿を観察しているツルウメモドキ。なかなか見に行く機会がありませんでしたが、ようやく小さな花に出会うことができました。ほとんどの花は終わっていましたが、下のほうに延びた蔓の先に咲いた花を運よく観察できました。
雌雄異株ということで、このツルウメモドキは雌株になります。雌花を観察したということになりますが、雄花を見つけることができるでしょうか。
実の生らない雄株、見つける自信がありません。
2011年7月の様子
5月下旬 横浜市内にて