春の花・・・フキノトウ

フキ[蕗]（キク科）
足元ではフキノトウも顔を覗かせていました。
苞が開き始めて、頭花の蕾が見えています。
我が家の近所でも見ることはできますが、すぐ近くの道端に生えてきたフキノトウは、何年か前の道路拡幅のために今では見ることができません。そこは小学校への通学路でもあるので、子どもたちは歩きやすくなりましたが、ここで季節を感じることができなくなりました。
フキは雌雄異株なので、当然雄花と雌花があります。そこまで確認して花を撮ったことがないので、これからは意識して観察しようと思います。

２月中旬　横浜市内にて

春の花・・・

フクジュソウ[福寿草]（キンポウゲ科）
頭上に咲くコブシの花はまだでしたが、足元では春を告げる花も咲いていました。
これは公園に植えられていたものですが、落ち葉の中からポツンとひとつだけ花が咲いていたのです。
まだ柔らかい陽射しを浴びて、とても暖かそうに見えました。
よく見ると花粉の様なものが花の内側についています。何か虫でも訪れたのでしょうか。
今夜は冷たい雨が降っていますが、春は少しずつ近づいていますね。

2012年の花

２月中旬　横浜市内にて

春を待つ・・・

コブシ[辛夷]（モクレン科）
春を待つのは我々だけではありません。
コブシの花芽も春の訪れを待ち望んでいます。
一昨年、この場所で花の咲いた様子を見ていますが、あとひと月もすればその花を楽しむことができるでしょう。
花芽がたくさんついていたので、今年も見事に咲いた様子を見ることができると思います。
コブシの咲く町、いい感じです。

2013年の花

２月中旬　横浜市内にて

寒い日・・・

立春が過ぎて暦の上では春が到来しましたが、まだまだ寒い日も続きます。
先日の散策でも、林の中を通る道の地面は、ご覧のように凍っています。霜柱というより全体的に硬くなっているので、凍土という表現があっているのかもしれません。

こちらは別の林での光景です。
良く晴れた日でしたが、昼の11時を回ったのに、道端の草の葉は、表面が霜に覆われたままです。

これはクサイチゴの葉でしょうか、大きめの葉にもまんべんなく霜がついています。
陽が当たればすぐに溶けてしまうのでしょうが、足元に広がる氷の世界ですね。
こんな環境を耐え抜いている葉は逞しいのです。

２月中旬　横浜市内にて

何の顔？・・・

オニグルミ[鬼胡桃]（クルミ科）
よく歩く林縁に生えているオニグルミ、今の季節はどんな様子か見に行ってきました。
葉はすっかりと落ちていますが、手の届く枝に葉痕を見つけました。自分で撮ったのは初めてのことですが、面白いものですね。
これは何か生き物の顔にも見えます。
サルのようにも見えますが、頭頂部とおでこに付いている冬芽も入れると兜をかぶった人にも見えてきます。
見た人の想像をかきたてますね。
さあ、何に見えましたか・・・

2011年の新緑

2013年の雌花

２月中旬　横浜市内にて