自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

緑と緑・・・

2018-06-14 19:33:00 | お散歩
アブラチャン[油瀝青](クスノキ科)
今年もまた、アブラチャンの実と出会いました。
林縁から道に向かって伸びる枝。この下には小川が流れています。
まだ柔らかい緑の葉と赤い葉柄、爽やかな印象です。
今年もまた花を見ることができず、丸く目立ち始めた実との再会です。
花は7年前に見ましたが、その後花の季節に行くことができません。
来年は、花を観察したいですね。

2017年の様子

5月下旬 横浜市内にて

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季節の花か・・・

2018-06-12 23:23:00 | お散歩
ユウゲショウ[夕化粧](アカバナ科)
北アメリカ南部原産の多年草。茎は束生して高さ20~40cm、全体に白色の短毛がうすく生えます。葉は互生し、根生葉は倒被針形で先が丸く、しばしば羽状に裂けます。茎葉は被針形で先が尖り、波形の浅い鋸歯があります。
夏から秋にかけ、茎の上部の葉腋に径1.5cm程の淡紅色の4弁花をひとつ付けます。雄しべは8個で葯は白色、雌しべは1個で先は4裂し、裂片は花の大きさに対して大きいです。果実は先の方が太く断面は八角形で、熟すと先が4裂します。
明治時代に観賞用導入され、栽培されていたものが野化し、日当たりのよい道端などで繁殖しています。今では、市街地で見ることも珍しくありませんね。
散策中にもよく見かける花ですが、久しぶりに撮りました。

5月下旬 横浜市内にて

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それでも咲く花・・・

2018-06-09 20:54:00 | お散歩
キショウブ[黄菖蒲](アヤメ科)
池畔や湿地などに生える、ヨーロッパ原産の多年草。葉は根元から2列出て、太い中央脈のある線形。地下に横走する太い根茎を延ばします。
5~6月、葉とほぼ同じ高さの花茎を出し、先に鮮やかな黄色の花を付けます。
明治末期に観賞用として導入され、各地で栽培されていましたが、今では逸出したものが、多く野生化しています。
在来種・畑作物との競合や在来のアヤメ属との交雑という問題があり、今では外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
この花は、公園の片隅で咲いていたものです。
その場所は、恐らく菖蒲園の様になっていた所が、整備が行き届かずに荒れてしまったような所でした。
作りはするけど、管理を続けない。日本の行政の慣例でしょうかね。
悲しい姿です。

5月下旬 横浜市内にて

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花の様子を・・・

2018-06-07 19:22:00 | お散歩
ドクダミ[蕺草](ドクダミ科)
先日も載せたドクダミの花ですが、先が3裂するという雌蕊の様子を忘れないうちに撮り直してきました。

3個の雄しべと1個の雌しべがひとつの花の単位です。小さな花が密集していてよく分かりません。
白く、先まで細いのが雌しべでしょう。その先が3裂する様子、ピンボケですが中央上のものがそのように見えます。
頑張って撮ってみましたが、花の様子はまた来年撮り直しですね。

5月下旬 横浜市内にて

ブログの更新が進まないうちに、関東地方も梅雨入りしてしまいました。
梅雨入り前の植物たちをもう少しの間載せていきます。

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花咲いて・・・

2018-06-01 21:47:00 | お散歩
ノビル[野蒜](ヒガンバナ科)
道端では、ノビルの花を見ることができました。
先日、ムカゴの多いノビルを載せましたが、こうして花だけを咲かせるものも見ることができます。
淡い紫色の花、可愛い花ですね。
子供の頃の記憶をたどると、ノビルはやはりムカゴを付ける姿の印象が強いです。
花が咲くというイメージは無かったような気がします。

ノビルのムカゴ

5月下旬 横浜市内にて

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