自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ハーブ3種の香り

2005-11-09 15:25:11 | Weblog
秋が深まっていく!
紅葉は一段とあでやかになる。
しかし、なぜか気持ちに寂しさが漂う今日この頃。
20年来の友人に備前焼作家の若宮窯太田富夫(岡山県瀬戸内市邑久町大富在住)さんがいる。
先日会ったとき、香りの癒やしもいいもんだといっていたのを思い出した。
香り香炉を作陶したが人気が急上昇で作るのが忙しいと。
備前焼は日本六古窯の1つで釉薬を使わず1200度を越える温度で
15日間窯を松木で焚き、炎と灰と土が作る芸術だそうだ。
そんな作り方で焼いた備前の香炉でさっき畑から採取したバジル、ローズマーリ、狂い咲きラベンダーの3種、
香りの競演を今楽しんで気持の切り替えをはかっている。
生葉はバジル、ローズマリー、ラベンダーの順で強い香りを発散させるが
ラベンダーの香りはどうも抹殺されてしまったようだ。

香炉で焙じると
バジルは生葉の時の香りとは異なり潮騒の匂いを感じた。
ローズマリーは生葉の香りからすると随分おとなしくなり、かおり具合がちょうど良い。
ラベンダーは生葉と同じやさしい香りがするが7月頃のものからすると劣るようで旬を過ぎた感じだ。
旬を過ぎたラベンダーだが今時期に花を咲かせたご褒美に薬草研究の仲間にすることにした。
ラベンダー
薬効は
精油成分に酢酸リナル、リナロール、シネロールが含まれ、
精神安定、睡眠誘惑、胃痛、消化促進、殺菌、防腐等に効果がある。
利用方法は
香料、入浴剤、ポプリ、クラフト、枕、石鹸に使われている。

ちなみに太田さんはお茶の葉を推奨されている。

バジル、ローズマリーは又別の機会に紹介したい。