自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ウメー話

2006-06-24 17:23:42 | Weblog
 22日の大雨でホタルは流されたのか数十匹単位までになってきた。
7月1日ホタルに感謝してお礼のゴミ拾いをすることにしてあるので来週は総括したい。
さて、ホタルに時間を取りすぎたので勧める人もあり、少し休養を兼ねてバンの住む池を訪問した。
卵を抱えているはずのバンがいない。
車で通り過ぎる分は知らん振りだが、カメラを向けると急に態度を変えて現れたり逃げ始めたりする。
タイミングが良く青サギが飛び立ちパチリ、バンが草むらから飛び出しパチリ、名前の分からないトンボが目の前で留ってくれたのでパチリ。
うまくいった。
(参考 バンがお尻の白い羽を見せるのは警戒信号らしい)







背中を向けしばらくし、振り返るとバンはリラックスしている。
良く学習していると感心した。



昨日の事、小学校で勉強会の打合せをした後、黄色くなり始めた梅を収穫した。
昨年失敗した梅干つくりのためで、洗ったあと灰汁抜きの為水につけ置いた。
梅干についての話は後日にして、ウメー話に戻そう。
 梅は奈良時代に中国から薬として渡ってきた。
薬は今で言うウバイ(烏梅)だったらしい。
このウバイを中国読みでは「ウメー」と読むらしい。
平安時代には名前が「ムメ」に変わり、
江戸・明治時代は読み方を「ムメ」「ウメ」どちらにするか元禄すずめも騒いだらしい。
証拠として与謝蕪村の俳句を掲載する。
「梅咲きぬ どちらがムメやらウメじゃやら」
心配したウメー話が2つまとまったので今日はおひらきです。
ついでにもう一つ、杏のジャムもウメーもんだ。(オソマツ)