自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

バラばら

2009-01-23 20:28:21 | Weblog
少し前だが薔薇の接ぎ木講習の参加呼びかけがあった。
その時はうんうんと聞いていたが
鳥と月がくっ付いていた時聞いたことを思い出した。


下弦の月をバックに悪さをする鳥がいる


今日はばらの接ぎ木講習会に参加した。
台木とつぎ穂そして講習料込で200円。
安い。安いはずだよ。
美野ローズネット主催、福山ばら会&福山明るいまちづくり協議会が支援している
以下接ぎ木の実技講習である。


接ぎ木の方法が図示

座学

重要なことは形成層を合わせること
そのために穂木(細い)と台木(穂木より太い)の大きさを確認すること
穂木のとげを取り、斜め切りする(ナイフが良く切れること)


台木の根の部分の余分なものを切る

台木はのバラ
野バラの芽が出ないように目が出る部分を切り落とす

根の長いものは切りそれえる


穂木を選ぶ


アンネのバラ、福山ラブリー等の品種を選ぶ



台木を割って穂木を差し込みテープで縛る
ちなみに上手な人は1日600本の接ぎ木をする
成功率85%ぐらい。
素人は60%程度

蝋の中に入れて空気が入らないようにする


鉢に赤だま土を入れて植え付ける
水を十分注ぎ、鉢の下から水を流す。
そしてプランタンに入れて保温をする



朝日が差し込み可能なら夜でも10℃以上の縁がわなどへ置く



順調に行けば3月25日頃には外の風に当てる。
ここで完全にカバーを取ると失敗する。



4月25日頃には植え付けするが早いものはつぼみがついている。
これは切り取る。
そして9月頃から花を咲かせる。
バラばらな説明であったが薔薇の接ぎ木は今頃までが適期である。
ホームセンターなどで買うよりかなり安い買い物だが手間がかかる。
皆さまはどっちを選びますか。