自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

しいたけ

2009-02-18 18:20:36 | Weblog
天国と地獄という映画があったが
映画の内容は別にしてここ数日のお天気の変わりようはなんだ!
4月の陽気から真冬の寒さへと季節が動いた。
八朔を半分にして山茶花に置くとメジロが遊ぶ。メジロが楽しく遊んだその晩には
その山茶花の枝がわずかに見える石灯篭のそばで雪が舞った。





今日のテーマは自然食品として人気の高いシイタケ
糖尿病患者には最高の贈り物でそのうえガンに効く成分があることが判明した。
こんなすぐれた食べ物を栽培しない手はないと友2人と原木を切りに出かけた。







エーナガめをみたその木を伐採した。



この木は我々はホーソーマキと呼ぶが「コナラ」のような気がする。
ちなみにしいたけの良く生える木は「コナラ、クヌギ」が適している。
他にアベマキ、カシ、シイ、ミズナラでもよい。
無理して桜に植えてもしいたけは生えてくる。



切断した木は3人で山分けし自宅へ持ち帰る。
シイタケの木を切る適期はすでに2か月以上過ぎているが
まだ大丈夫と判断している。
約1か月原木を乾かして種菌を打ち込んでいく。
種菌の製造最大手メーカーは多分群馬県だと思うが「森産業㈱」である。
このメーカー原木栽培を容易にする駒内方式を開発し
我々に安価な原木シイタケを供給する先駆者なのだ。
ちなみにこの方式が開発される前は自然まかせで、ある仕込み年度は生えるが全然生えない年度もあった。
シイタケ栽培農家は生えたら大儲け、生えなかったら自殺者まで出た。
まさに昔は天国と地獄の世界があったという。
現在では量産しいたけはおがくずで作る方式に変わっている。
しかし、原木栽培と比較すると味が違う。原木で作ると旨い。
シイタケには生えてくる時期がある。
品種によって異なるが
美味しくて大きいタイプは2月から4月と10月、11月頃収穫できる。



1昨年植えたホダ木からシイタケが顔を出す。

皆さんが原木栽培するための知識を教えます。
ホームセンターなどに行けば以下の目安値段で手に入る。
ホダ木の直径で生える始める時期や寿命が違う。

ここでは8cm程度の物を基準としている。
切断しただけの原木          590円    
種駒菌を打ち込んだホダ木       780円
熟成しているホダ木         1280円  長さが半分のもの780円

このホダ木を日が当たらない陰で湿ったところ又は水の補給がすぐ出来るところにおいて育てる。
生え始めると表面を乾かしてはいけない。

シイタケの美味しい物の選び方
軸が太く短い、傘の色が薄茶色か白と茶の混ざったもので肉厚が良い。



この話を聞いている百舌鳥は首をかしげて私の話を信用していないしぐさをした。



信じる信じないは百舌鳥の勝手だが現に我が家の竹藪ではしいたけは成長している。