自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

みず

2009-04-01 09:53:07 | Weblog
 父さんと呼ばれなくなって久しい。子供たちは独立して近くにいない。
3月のある日、
福山市から「与信」の研修をしたい会社があるから手伝ってほしいと言われた。
与信とは倒産被害から自社を守る仕組みの1つである。
ちなみに倒産に遭遇すると地震並みに企業の屋台骨が揺らぐ。
そして後に余震が来るように手形決済日はいつまでも震えて経営をしなくてはならない。
その勉強会の講師をすませて
瀬戸内海の春の備後灘を眺めた。
少し風が出ていたから「春の海 のたり・・・・・」でなく少し波があった。


来年のNHK大河ドラマ竜馬で出てくるだろう
鞆の浦

和歌山の軍艦と衝突して沈んだ船「いろは丸」
沈んだ場所は多分この近海だ


堂々川の水が行きつく先の海は
この芦田川の堰が海と川の分岐点だ。
そこには川鵜か海鵜か判断できない鳥が泳いでいた。




この鵜、海から川の方へ飛んで行った


芦田川を上流へ10km以上、上流の高屋川
そこではのんびりヌートリアが泳いでいた。



その時、野犬が「ざぶん」と水の中へ飛び込んだ。
いくら水がぬるんだ春の川、理由もなく泳ぐはずはない。



その時鴨があわてて飛び立った。



飛び去った方を野犬の群れは恨めしそうに眺めながめていた。



ここでも不法投棄されたものがいる。
先日報告した通り、福山市環境賞「賞状と楯」をいただいた。
非常に立派な楯である。みなさんに披露した後会長宅へ飾る予定だ。



しかし、福山市に楯つくわけではないけれど同じ褒めてもらえるのなら
詩がない田舎のボランティア団体、楯よりお金が欲しかった。

犬が生きるために努力している高屋川の堤防で
みず知らずの人がつくしをこんなに取っていた。



この人も誰かにつくし(尽くし)ているのかな。