自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

春を食う

2009-04-07 22:53:22 | Weblog
 恋の成就を見届けるため、テレビにかじりつくと手に汗を掻くほど熱中する。
そのためか昨日から熱が出て喉は痛い。鼻水は止まらない。
鼻から水を出すからとても恋ではない。
結果、今日のような負け方になる。
負けたものは仕方がない。
 日曜日の薬草研究会をリポートする。
心配した雨はなし、気温は上昇していく。
百舌鳥と桃の花のコントラストが綺麗だった。



集合場所で野外の収集作業をする上で毒草の見分け方などの注意があった。
山に登れば桜は56輪咲き。1部ヤマザクラは緑の葉を出している。
つまり花は8X7=56輪、葉っぱは64枚と教えてもらった通りである。




蕨取り

見つけた時のうれしさ


カラスのエンドウとツクシは山では速かったり遅かったりでフォトはダミー。





カラスのエンドウが食べられるのかと聞いてきた。
もちろん薬草で風邪薬や胃もたれに効くと答えておいた。
今日の生徒2名はやけに絡んでくる。
スズメのエンドウとどう違うかと聞いてくる。
カラスは大きくてスズメは小さいだろう。64の大きさが違うのだ。
わかったかどうか!次の質問はなかった。ひょっとしたら無視されたのかな!
タラノ芽はほとんど食べれそうなのは芽をもがれていた。
太い木は根元から切られている。
無茶をする人が多いこと。



あらかじめ準備された食材がたくさんあったから早々に山を降りて
料理に造りの作業に入った。









これらの食材以外に
ノカンゾウ、クレソン、シイタケ、コゴミ、スイバ、ヨモギ、ノビル等が準備されている。
もしこれを買うとなったら大変なお金になる。
今回の会費は700円でおにぎり2個と500CCの御茶がつく。


タンポポの根のキンピラ

15種の山野草


いつどこから入ってきたのかさんまの加工品やキンカンを漬けたもの。
これだけのものを20代後半の人を除けばすべてが60歳代と推定した人が
これらを残さず食べたようだからあとは知らないよ。
薬草研究会でダイエットを学ぶつもりが大幅UPの人が出そう。
少しからんだ内容が出たのを別にすると大方満足。
薬草の効能を述べずに締めるのはいささか不憫におもえるが
恋が破れたのだから仕方がない。