自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ふよう

2009-06-02 14:51:13 | Weblog
堂々川では不法投棄を防止するための対策で花を植える運動をしている。
沿道にはアジサイを植えているが雑草に負けたり水不足で枯れることが多い。
それを見かねたのか芙蓉の花によく似た自宅では不要の花を提供した人がいる。


ハーブのマロウ?


強い花で植えて10日もすると花が咲いた。
草丈も手ごろだから車の光防止に植えてみることを検討している。
 この3番砂留付近では今年からホタルが飛び始めた。
ホタルを見るためには不要なイタドリ等の草があるので刈取る。



3番砂留の石垣の草も刈るが
普通の人なら「キャ」と一声あげて後ろに引く。
例の長い縄のような生き物の皮、これも不要になったから脱ぎ捨てたようだ。
(余談だがこの皮を財布に保管するとお金がたまるという言い伝えがある)



ここから3番砂留の6月1日の夜を見てもらう。気温16℃。
飛翔する気温より低いから草むらや葉っぱの裏でじっとしている。
時々、気まぐれホタルが飛び立ち光ると、隠れていたホタルは葉の裏から急に強い光を発す。


下の中央で光る黄色の点が葉の裏で光るホタル
光の幻影は1匹の光

今日のホタルは○が好き


先日学んだ平家ボタルと源氏ボタル どちらが平家!
源平戦争で勝った側が大きいほたる。
つまり源氏が勝ったから、大きいホタルに源氏と名前がついた。





川の中では源氏が光り、まだ平家の幼虫が光りながら上陸している。
平家ボタルの光る期間が長いのは今頃上陸して今月終わりに羽化して光るから。





堂々川ホタル同好会は6月7日御野公民館で
「ホタルと環境」「堂々川の登録有形文化財の砂留」の勉強会をした後堂々公園で砂留の説明と見学会を行う。


公園を流れる川
ウンが良ければこの場所で数匹のホタルが見られる。

ホタルが光るのは20時すぎてから。
7時30分ごろホタルが光らないとお叱りの電話をいただいてもそれは無茶です。
光る時間はホタルの勝手ですから!


終りに
不要になったゴミは絶対にポイ捨て、や不法投棄をしないでください。
そしてホタル見学に車までこられる方、
原則駐車場は1番砂留西側駐車場(50台は駐車可能=同好会は管理しません)



堂々川の上流にはゴルフ場や特別養護老人ホームがあります。
ここの従業員の方が車を道の左右に停めると通行の邪魔になります。
私たちには止めて良いとか悪いとかの権限はありませんが
駐車場が不要と思われている方は統一見解として、上り側車線に停めて見物して欲しいです。
これも世のため人のためです。