自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

カスミサンショウウオ保護

2012-05-19 10:04:31 | Weblog
ドンドロ(子供時代に教わった言葉=雷)が鳴り響き少しだけ雨が降る。
そんな夜は怖いので月見草が誘っても、夜の川への出勤は取りやめる。


月見草


ニセアカシアの花も終わり近くになり、訪ねるのが遅くなっただけに、
「アカシアの雨が止んだらこのまま」の歌のように
もしかして「あぶ」ない関係になったら大変だから!


ニセアカシアの花

アブ


おかしな方向に進みかけたが
そんな話はシランと堂々川のシランは咲いている。


日本一の石積砂防ダムを見るシラン

口紅までつけて待っているのに

シランとはかわいそう

キリギリスと遊ぶシラン


あれこのシラン口紅をつけていない。
なんでだろう、無視されたか振られてぬぐいさったか?

そんな川原で20日にはオレンジとイエロー色のヒガンバナを植える。
どこに植えるか迷わないように植える場所の草刈りをした。
今回は小学生が植えるわけではないので穴を掘らなくてもよいだけ楽だ。


5番砂留川原
黄色の袋は植えた時の保護用砂


トンボが早速遊びに来た



フォトを撮ったり逃げる蝶を追ってみたり、暇人のすることはよくわからない。
あぶない関係をシランと言いながらまだ蝶を追う。
夜の蝶でないだけまだ救われる。

堂々川ホタル同好会では環境保護のために基金を作り
多くの方から浄財を寄付いただいた。
その趣旨から絶滅危惧種Ⅱ類のカスミサンショウウオを救う活動をしている。
活動の1部を紹介する。
どこでどう間違ったか堂々川の川原の水たまりにカスミサンショウウオが流れてきている。
遊びすぎたから数の数え方を忘れたがその数、両手を指折り足の指を借りても
足りなかったから100を超えているようだ。
役員の方と一緒に網を入れる。


まだオタマジャクシのようだ
が足はちゃんと生え、動きも早い


田植えも近いので上流の池の水も抜かれるから
川原は何時水が出るかわからない。流される。助けなくては!
卵発見場所や湧水のある数か所へ放流する。





道すがら蛇に出合うこと2回
今回はどちらも毒のない「ひばかり」だから、
でもニョロニョロと逃げて行くのだから怖い。



かくて捕獲したカスミサンショウウオはそれぞれの場所へ強制移動されたのである。
この活動はご寄付いただいた方にもお伝えするためにブログに載せました。
今後も「カスミ」だけに、かすまないように活動を続けていきます。
本日の堂々川へは定例会でもないのに会員4名が
草刈り機やそれぞれのツールを持ちこられていた。