自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

堂々川の自然

2014-03-25 21:40:36 | Weblog
我が家の庭にはカタクリやワラビが芽を出し、春ランが花を咲かせている。
代表してカタクリがひと言御挨拶をする。


カタクリ


仲間が蝉の幼虫に芋を食べられ消えてしまい、防御の囲いをしてもらったものだけが生き残った。
我がご主人もできるだけ堂々川へは生かせないように諭したが
ついに我慢できなくなったらしく止めるのも聞かずに川へ出かけた。
又悪くなるかもしれんのにわしゃもうシラン、好きなようにすりゃええ。
行ったら戻らん鉄砲の弾、腹が減ったら戻るから鉄砲の弾よりましか・・・。
久しぶりの堂々川、車に乗るのにドッコイショ、アイタタタは消えたようだ。
が溝には空き缶が5つ、完全に不法投棄、間違いなくプロのケーキ屋さんか
喫茶店が捨てたらしい。使用済み容器を処理する力もなくなった店は倒産だ。
警察へ連絡して、倒産を早くするような足を引っ張るのはやめにした。


捨てられた容器


山頂を見ていたら今年もミサゴが卵を抱いているらしい。
場所を特定するとすぐに近くへ行く人がいるから詳細は隠す。


猛禽類ミサゴの巣
卵を抱いている様子


木からぶら下がっている繭


ウスタビガ?


目の前を行ったり来たりの蝶、翅にブルーの色を見たような


キタテハ?ルリタテハ?


蜜を吸うキタキチョウ



今日の目的、川の中の生き物、ホタルの幼虫


源氏ボタルの幼虫


例年に比べれば半分以下の発見、今年の飛翔は昨年より少ないか?
さくらの花が早く咲きそうだから、幼虫が光りながら陸へ上陸するのは4月10日頃の雨の夜からか!


おまけだが
ヘビトンボの幼虫
今年はこの幼虫羽化する、頭が黒いから


最後に紹介するのは絶滅危惧2類のカスミサンショウウオ


カスミが卵を産みに来る湿地を探索


昨年は♀3匹分の卵が残されていたが!
ここは0匹
別の場所でハッケン


1腹分の卵


この卵半分以上が死滅?
何か今年の両生類の生息に異変がありそうだ。
堂々川で・・・心配事はまた次に・・・。