自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルは負けない

2015-05-04 09:24:56 | Weblog
世の中大型連休中
各地でイベントが行われている。
我が会は連休を外して、ホタルの交流会(竹原市小梨地区)と古代ロマンの講演会の実施
知名度不足は世の中が騒いだ後でひっそりと実施して受けを狙う。

今年のホタルは幼虫の上陸が少なかったから少し心配している。
5月になっても泥水が流れるから上流へ調査に向かうと


理解できた


目くじらを立てるほどでもない。
が蜂の一撃だけは加えておきたい。


依頼したのはオオスズメバチの女王


後は頼むと任せて蝶とビオトープ作り。




以前ホタルが飛んだ場所
長い間誰も小川を清掃しないから川底は汚泥で一杯、葦が水路を塞いでいる。
よしは水質浄化の役割をするがここまで繁茂すると悪となる。
この定理を世の中では「善し悪し」と言う。






水の流れが眼で確認できる。急流の段差もでき、酸素取り入れも出来るように作業した。
餌になる貝は先日小学生が撒いてくれた。
7月にホタルの卵が孵化する頃、川ではホタルの幼虫2mm弱、同じ大きさの貝が沢山いるはず。

昨日3日は雨、我が会と同じ福山市100周年イベントを実施している葛原しげる邸
改築お披露目会にお祝を述べに出かけた。







1日目は議員さんやお役所の方も出席、喜多流大島能楽堂の宴舞もあり盛大だった。
所用で能は見られなかった。
2日目、前日より人は少なめであったが会の行事は粛々と進んでいる。




詩吟、朗読と披露される。






多くの人の中に同級生や前委員協議会の仲間が出演しているから応援した。

行事の合間に葛原の遺品を見せてもらった。


硯等書道具



手紙


童謡の古い本




葛原邸がある八尋地区は岡山県と接し、朝日、夕日が際立つ美しさを持つ地域
葛原しげる先生が数多くの校歌、夕日・トンビ・村祭りなどの童謡唱歌を
作詩した場であることが理解できる。

この地域に負けないで、堂々川ホタルは1つに問題が出来れば次の新しいビオ・トープ作りに励むのである。