自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルのコンサル

2015-05-10 22:02:13 | Weblog
ホタルの里作りを目指して10年目
ホタルを飛ばしたいと思ってホタルにかかわって12年目

2008年まではホタルのメスを捕まえかごに中へ、そのかごにオスを5匹
そのかごに朝晚霧吹きをしてホタルを見守った。
早く言えばホタルの養殖をしてホタルの生態を学んだ。
ホタルのデーターを取り、ホタルも自然発生で1000匹を超えた。

堂々川のホタルを知ってる人は知っており、それなりに名を売りだせた。
自信が出来たので今年ホタルのコンサル稼業を宣言した。

5月10日、今年から指導を始めた竹原市の協同の町づくりネットワーの
地域の方18名が堂々川を視察に来られた。


御野公民館に来訪
館長がご挨拶

コンサルタントが座学を開始


約90分パワーポイントを使ったホタルが住む場所・どぶ場所。
カワニナの発生場所やビオ(BIO)、トープ(TOPOU)の作り方
及び自然の生き物を増やす事例を画像で説明した。

ホタルが飛ぶ場所、卵を産む場所の現地視察。




ここでまずいことが起こった。川の水が濁れているとほとんどの人が声を出した。
上流の砂防堰堤の強度不足で補強工事をしている。ホタルはすでに陸へあがり、
蛹になっていると説明した。水は汚れていてもホタルには影響が無いと
話すとほとんどの人は座学学習で学んだを事を覚えてくれており納得してもらえた。
だが、泡ふき虫をホタルの幼虫と思っている人は水が汚いのは問題だと言う。
先ほど学んだことはすでに忘れている。
小学生に教えるように少しづつ時間をかけて説明することにした。
ジャーマンアイリスはそんなことはどこ吹く風かと綺麗に咲居ていた!


ジャーマンアイりスは
湿気には弱いが乾燥には強い植物


日本一の砂留が見える場所で記念撮影


外国からやってきた害草花


繁殖力強いから在来の生物に危害を与えそうである。
記念撮影した場所では綺麗な花の中で写真撮影は嬉しいと言われた。
先ほどの泥水だが川の中はかなり問題を起こしている。


泥とセメントがおかしな川底をつくっている


同好会が作り始めたビオトープでカワニナを見つけた人は
一人増え、3人増え10人にもなってカワニナを見ている。


整備して綺麗な水が流れるようになっていた小川


又今日は水遊びにはちょうど良い気温になっていた。
水遊びは子供も大人も変わらず快適なようだ。
そして、前回ヒガンバナを植えた時、子供が笑ってくれたギャグ
この6番砂留が作った川原の下には砂で埋もれる前には2丈もある石がそそり立ち
その石の頂上にはカラスが毎年巣をかけ卵を産んでいた。

木を指さし、カラスの巣を見てもらい今はまだカラス(空巣)のようだと説明。


楠の木にはカラスの巣がある


からすはよく出来たギャグだと皆が笑ってくれた。
今日竹原の人が覚えてくれたのはアワフキムシがホタルの幼虫ではないことだ。