自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

イワヒバ(巻柏)

2015-12-18 21:54:57 | Weblog
日本巻柏連合会がイワヒバの普及や展示販売をしているらしい。
NHK趣味の園芸や日経新聞の趣味の欄にも掲載がある。
近くのホームセンターでも数年に一度大々的に場所を取り
販売しているからフアンは多いのだろう。
ホタルの会を設立する頃つまり2004年ごろこのシダ植物に
出合って庭に植え始めている。

親戚の庭に沢山あったので5株程貰って植えたのである。


約10年でこの程度に広がった


その後いつかは忘れたが九重錦とか栄獅子と云う品種を買って植えた。






人気のあるのは金竜と云う品種
古典園芸植物ではおなじみの相撲番付けに似せた銘艦がよく展示してある。


横綱表示がされる金龍


番付上位には金崋山、立浪、楊貴妃、丹頂、錦木、栄獅子等が占めている。
立浪を覗いたら、すべて集めていたが
なにしろあれから一昔、挿していた看板も何処かへ飛んで行き、名前がわからないものばかり。
それでも自慢にブログへ載せる。













秋から初冬にかけて葉が紅葉する種類が多い。
又乾燥が続くと枯れたように葉が縮でしまう。
冬になり、0度近くになり霜が降りると同じように葉を巻き込んで枯れたようになる。
この場合春まで冬眠状態になる。
今年は適当に雨が降り、暖かい日が多いのでまだ枯れたような症状は無い。



今紅葉の終わりのような症状の種が多い。
もうすぐ枯れたように葉を巻き込んで小さくなる。

こんなイワヒバを我が備後の片田舎では岩松と呼び
数年に一度のブーム時には中国山地の岩肌にあるイワヒバを盗みに行く人がいる。
無理もない小さなものが500円~700円の値が付いている。