自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

春の息吹

2017-03-06 17:20:31 | Weblog
弥生3月春心、花芽も膨らみ、人の気持ちもおおらかに
そんな気がする今日この頃。

あるボランティア団体が堂々川周辺の山の管理を定期的に行ってくれている。
古墳の話など1時間ほどの講演を依頼された。
座る場所も電気も何もない山の頂上。
無い知恵を頭を叩いて考えた。
そうだテーマを二つにして場所を移動して話せばよい。良い考えだ。
30分を2本なら立っても聞いてもらえると古墳と観光地を作るボランティアを
パワーポイントで作りA41枚裏表を2枚作った。


古墳の上に立つのは講談師(好男子)ではない


これが昔の人のお墓だと言うと驚いて石の上から下りた人がいた。
ここでは古墳の話、奇岩の話。

帰る時道路脇のゴミを拾った。子供たちも参加していたがどんな感想を持っただろうか。





5日の日、近くのボランティア団体からホタルの幼虫調査をするから指導と
手伝いを要請されてその場へ行く。


広島県の天然文化財


よくぞここまで復活させたと感心している。


幼虫が餌のカワニナを食べている


ホタルの幼虫は今の時期、餌を食べるのが少ない仮冬眠期を過ぎ、食欲旺盛だ。


幼虫 伸びれば30mmぐらい


石の下でじっとしている時は20mm前後
5匹の幼虫を確認した。今年も数百の乱舞が見られると思う。

あっちこっちウロウロ忙しい。
他所のシマ(縄張り)を見て自分のところはと思い堂々川へ。

着くとすぐにテングチョウが挨拶にくる。




下流ではコゲラの夫婦に出合った。
ここで10分程道草。




堂々川でも水の中。水はぬるみ春が来たと教えてくれた。
トンボの幼虫が2種、コニヤンマとオニヤンマ、魚は100mmぐらいのドンコ。


コオニヤンマ

ドンコ

ホタル見つけた。でも写真には映っていない
こう云うのをとり逃がしという


楽しく遊ばしてもらった。
皆が帰る頃、つまり夕闇が迫る頃太陽は沈みはじめ、サンピラーがみられた。




雲が邪魔して太い光であった。

春がそこまで来ている。自然の気配で春を感じたここ数日であった。