自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

日本最古を

2017-03-10 16:39:16 | Weblog
時計を見ると時間がある。
堂々川の隣の川の砂留会長さんに電話して時間の有無を聞く。
OKの返事を貰い、尋ねる途中に鴨類発見。


まだミコアイサがいた


行きがけの駄賃としてパチリ
JR福塩が線路を渡る。珍しくはないがこれも1枚。




今日も目的は日本最古の砂留探し
広島県が平成9年発刊の本を頼りに
東中条という神辺町構成の北の集落。
明治時代には銀行も女学校もあったらしいが。


今信川


調査は今回で4回目である。
この地で小部砂留を聞いても誰も知らない。
18人目ぐらいの人が「オベ」ジァーニャワー「コベ」よ。
そこの校長先生宅に行き聞いてみたらええ!
先生88才、確かにその先の山に砂留があると教えてもらった。

山に入る前の白樺林の中に砂留がある。


石の割り方綺麗 大正時代か?


50mほど登ると藪の中に石崖が見える。
砂留だ。


鎌をとり出し笹を切る



砂留だ


福山藩で1番古いと言われても考えてから返事をしなくては!

この上にも砂留がある。


身体が痛むから代ってもらい

すでに崩落が激しい


なんとかしないと、気は焦るが!
今日はこのあたりでちょうど時間となりました。

用事がある人を送って行き、今度は公民館へ


地図の意味が分かる図


2枚目の地図に目指す砂留がある



地図には砂留は無いが小部の小字(コアザ)は記載がある。

引き継いで作業か、県・市へ連絡して
ハイそれまでよにするか。
しかし長い年月、この下方の矢神社と生活する人の安全を守った
砂留をそのままにはできない。
『だから止めておけと言ったのに』注意してくれた人感謝。
とんでもないかもネギになった。