自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

しかと見てきました

2010-07-06 21:06:37 | Weblog
ホタルも一段落したので安心して旅にでた
行く先はユルキャラ「セントクン」の奈良へ
うんかい、梅雨の晴れ間でそうかい、セントかい



訪ねたところは色々あるが古墳が頭にこびりついた
訪ねた古墳は石舞台古墳
失礼な話だがこのレベルの古墳は
我が地の神辺にも大坊古墳や迫山古墳がある
こちらは世界遺産?我が地は広島県重要文化財
頭が悪いからその違いは理解できないが
多分、大きさと存在する地域と埋葬された人物が関係するのだろう







古墳がすんだら平城宮跡へ
国の開発するレベルだから見ごたえがある
ガイドマップで見るのと現実は大違い

これだけの規模の土地を確保したのは池田総理大臣時代
すべてが農地であったことと総理大臣の決断があったことだとか




入り口の朱雀門近くには
平城京歴史館、遣唐使船修復展示が見られる


平城宮跡資料館を見学した
ここは撮影禁止の注意がしてない
ガイドさんはそれをとるなと言う
ガラスもあることだし取れないよと答えた
良く聞けば、フラッシュをたいて撮るなと言うことだったので納得



800m以上の距離を歩くのだから少し疲れた
良くできたもので疲れを感じた時百舌がやってきた
この百舌、福山の産よりかなり美男子だ
やはり奈良は素晴らしいところだと別の角度から惚れ直した



平城京を離れ鹿の多い場所へ
春日大社、東大寺二月堂、三月堂、四月堂を見学した
確かに鹿が多い


新聞紙を食う鹿



150円出して鹿せんべいを買い、鹿に与える人

同じように鹿せんべいを与えるが
要領が悪く下腹部をつかれている人
笑いたいが笑えない


しかしこの鹿でなかったのが不幸中の幸い



色々面白いドラマをしかと見せてもらった

余談だが
本日7日、夕暮れ時、ニイニイゼミの鳴き声を聞いた
神辺ではこのセミが鳴き始めたら気象庁関係なしで梅雨が明ける
ここ10年の経験値である

堂々川に強い雨

2010-07-03 21:15:30 | Weblog
7月3日未明から強い雨が降ったりやんだりしていた。
お昼ごろからはその雨が特に強くなったので取材に出かけた。
昨年7月25日以来の強い雨が降っている。
強い雨は国の登録有形文化財の砂留=砂防ダムを滝にする。
おなじみの光景だが雨の降る量を推測して欲しい。
下流の1番砂留をスタートしたのが12時20分


1番砂留

2番砂留

3番砂留


4番砂留


12時30分頃
石垣の半ばから水が流れ落ちていた

13時30分頃
堰堤を水が乗り越えて滝の姿に変わる


5番砂留は後に残して鳶が迫砂留



日本一の砂留6番砂留


東側から眺める
13.3mの高さを落ちる水は迫力満点


さて、残るは5番砂留だが


12時40分頃
まだ砂留の川原に水をためる許容力を残しているので石垣の半ばから放水

友人も雨の砂留の写真撮影で来訪
少し立ち話をしている間に増水
13時20分頃もう我慢が出来ないレベルまで水かさは増えた

堰堤を越えた瞬間だ
13時40分頃


この付近で咲くねじ花が気になり、ご機嫌伺いに訪ねた


水気を含んだ姿は可愛いとでも表現しておく


そして5番砂留を下流から見ると


堰堤を越えた水が滝になっていた


時間雨量がどのくらいかわからないが昨年の7月20頃の大雨に近い水量だった。
川を観察したが砂の流れる量は少ないからこの雨ではホタルに対して、
まだ卵から幼虫は孵化していないはずだからさほど大きな影響はないだろう。
13時50分頃で観測は終えたが傘をしていてもビシャ濡れになっていた。

今年のホタルⅡ

2010-07-02 20:05:15 | Weblog
7月1日、今年のホタルは終わりだと言いながらホタルを探す。
まだお客さまも10人程度は来られている。


堂々公園の中で平家が6匹、源氏が2匹
下流の1番砂留下方では源氏が2匹光っていた
川面に光が映るシーンは初めて見た


平家ボタルは8月でも飛ぶので現地観察は本当に終わりにしたい
前回は光のレポートだったが
今回は花と遊ぶホタルやあぶない関係のホタルに焦点を合わせた
花アヤメ・菖蒲と遊ぶホタルたち







花アヤメ逃げるが勝ちぞそのホタル


菖蒲でないのでおもしろくないからさらばと飛び立つ
偉い!国技館みたいに勝負しないところは褒めておく


6月も後半になるとホタルは水分だけで生きているから疲れてくる
菖蒲も傷ついている


平家ボタル
道路へ落ちるホタル

観客の服に着くホタルも増えた


ホタルは花とだけの勝負ではない
天敵とも戦わなくてはいけない


網にかかった平家ボタル

忍び寄る蜘蛛に気がつかないホタル


それでもホタルは短い命を精いっぱい生きている


源氏

光を確認して傍によってみたらみんな♂だった


♂ボタルが♀ホタルの光らしきものを見つけて恋に落ちるのであるが
♀ボタルが飛びだすピークから終盤は
♂ボタル同士の恋愛もあるのだ


光りを見つけて急降下をしたら♂だった


笑えぬ現象が増えた終盤頃のホタルだ