自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

今年のホタルⅢ

2011-01-08 20:35:00 | Weblog
昨年暮れ「ホタルの知識はあるようだが、タヌキ藻が堂々川にあったのを知っているか」と
喧嘩を売られたことがあった。
どんな藻の事かわからずネットで調べてみたがチンプンカンプンでその人に対しては完敗であった。
年が明け、ホタルの幼虫の調査をしながらタヌキ藻を探してみた。


ムジナの尻尾見たい
ムジナ藻は食中藻として日本に生息しているそうだが?

カナダモの可能性が強い


サンプルを採り、この藻が狸かと聞きに友人を訪ねた。
違うらしい。笑った人が来ていなかったので確認をしてもらうことにした。
さて、その友人の作業場には今年の干支が置いてある。
兎の木彫りだ。



目が怖いなと批評し、タヌキの仇をここで少しだけとり、卯さばらしした。
前置きが長くなったが今年のホタルはどうだろうかと川の中へ入った。
気温7℃、水温8℃



川の中のほうが少しだけ暖かいのだが50歩100歩寒いのは変わらない。
ホタルの幼虫は


2匹見える。密度が濃い

別の場所でもはっきり見える
間違いなく源氏ボタルの幼虫


調査を始めた最初と次の2個所は想像を超える数の飛翔が期待できそう。
続いて3か所目


ヘビトンボ

又ヘビトンボ


ホタルの幼虫は見えず


ヒラタカゲロウの幼虫

トンボの幼虫ヤゴ


この場所は期待度が低い。

ここにはけもの道が見え、猪の新しい足跡もある。



又猪が帰ってきた。
明日から餌を持ってきて箱罠へ誘い込むことにする。
お天道様のお考えと16の荒らし方によって
これから減になるので我々が出来る猪に対しての防御に精を出すことにする。

結論、みんなの期待を背に受けたホタルの飛翔予想は昨年より10%程度多いと予測。

兎(卯)年

2011-01-06 21:11:51 | Weblog
1月6日 夜明け前雨が降っていた。
その雨も人々が活動する頃はやみ、道路は乾いてきた。
昔の人の言葉に「兎の刻雨には傘不要」とある。
兎の刻頃から降り始めた雨はすぐにやむ。


今年は新年早々兎の刻雨が降った
やはり、お天道様も兎をたてたのだろうか


12月19日に桜の植樹をしてから植えようと思いながら
伸び、のびになっていた植樹をすることにした。
鳶ケ迫砂留のある入り口の木が枯れていたので復活するためだ。
平成9年ごろ植えられて我々が管理をする前
よりによってくずの弦を誰もとらないから枯れてしまった。
くずに枯らされるなんて賢い人間がすることだろうか。
ある人曰く、お役所もお金がある内はがんばるが
金の切れ目が縁の切れ目、そこから先は地元でやれよというスタンスみたい。




丁度植え頃のモミジが我が家にあったから植えておいた。
1本は1昨年買った大島桜の枯れた時の予備を植えた。
数年先は上流の「四季の森」に並び堂々川沿道も櫻の開花が見られるはずだ。
1月23日この植樹した桜にオーナーの看板を掛ける。


四季の森
桜の木が360本が植えられている


その場所に兎の糞か?



少し違うみたいだがわからないから兎の糞にしておく。
「やけになってフン」と言ういい方をしないでと言われる向きはお許しを!
余談だが我が家に哲雪先生の兎の絵がある。ここ数年、毎年干支の絵をいただいている。
こんな可愛い兎が道端へ糞をするとは考えられないが!
一仕事終えて下る途中
ホタルがたくさん飛ぶビオトープに水が流れていないことを発見。
急いで本流を堰、水を卯かいさせた。


水がない。鳥の足跡が多数ある

せき止めて水を流したが
はたしてホタルの幼虫は!無事?


そのまた下流の橋の上から川の中を見るとゴミが捨ててある。



正月早々頭へくるが「捨てる紙あれば拾う神あり。拾う神は笑顔を魅せる」
はい、これが私の今年の言葉です。
今日もまた、帰る頃にはカラスが鳴いて夕日が沈みはじめる。


カメラのいたずらで撮れた夕日


夕月が沈みかける頃、夜風が寒かった。



細すぎる三ケ月だから、月には兎の絵は見えなかった。

遊び

2011-01-04 20:14:14 | Weblog
夕方携帯電話が鳴り、呼び鈴代わりの犬が鳴く。
友人の来訪だ。
この人福山市で3人?だけの無農薬栽培認定の資格を持った人で
いちごを栽培している。
お正月でのんびりしていたら、いちごが熟れすぎてしまった。
商品にならないから当然市場へ出せない。
ゆえに捨てるわけにもいかないのでアンケートに回した。
味見をして意見を聞かせて欲しいということだ。


農薬も化学肥料も施さない
洗わずにそのまま食べることができる


甘すぎずプロ向きの味で美味しい、堅くなく、色もよい。
これで商品として出荷できない。農産物作りは不思議な世界だと思った。
300坪あたり数百万円の売り上げが見込まれるだけに工程、品質管理が行き届いている。
(ちなみに稲作の場合20万円以下)

1月3日恒例(高齢)の遊び、ゴルフ大会
我が家から真南に見え、夜の照明がホタルの光を邪魔するゴルフ場。


18ホールパー72コース

家から6km弱、8分ほど 


北の方向
このコースからは堂々川が良く見える


入道雲がモクモクと湧き、お昼からは寒くなってきた

かすんで見えにくい

鳶ケ迫砂留は良くわかる


遊びに来ているのだが砂留が気になる。
がゴルフのほうは絶好調。
インに入ると会社勤めの頃にもない、パーが2つも取れる。
ニアピン賞までいただいた。
何かがおかしい。頭がパーになる。
しかし最終の成績はブービーらしい。
幹事が言うには「ゴールドで打てと言ったのに」・・そうか年が明けたから一つ年をとったか!
普通ブービーは賞品があるのに今回は無かった。

その堂々川の砂留だが
今日一五時ごろから笹で隠れた淀ケ池東砂留、
江戸時代に建設された骨董品を世に出す仕事をした。


石積みが見えない藪


草刈り機を全開で竹を刈る
約1時間、砂留の石積みが顔を出す



刈り取った笹等の整理で時間をとられ



大方の姿が顔をだした頃には辺りが少し暗くなってきた。
今日は1月4日
ゴルフ場で見た堂々川に魅せられ正月早々の初仕事が砂留整備
良い仕事をしたのだが正月早々の仕事としては少し無茶をしたと反省。

メジロ

2011-01-02 19:06:57 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
今年もホタルともどもよろしくお願いいたします。

除夜の鐘が鳴り始めた。
サイトウギの火が高く燃え上がっている。
もう間もなく新しい年が明ける。
皆さんの後ろに並び除夜の鐘をつく。
寒いのでお参りの人が少ない。39番目に除夜の鐘をついた。





サンキュー「ありがとう」の鐘に1年の出来事を感謝し、新しい年の希望を託した。
備後国分寺の年の瀬から新年にかけての恒例の初もうで風景である。

明けてて寒い元旦の朝、簡単に雑煮を食べて
鳥撮りに


寒くてまるくなっているエナガ


新年の鳥はメジロ
「来ないならくるまで待とうツーメジロ」
「徳川殿余はそこまで待てないし、時代は変わっておりますぞ」
「来ないなら来させて見せようツーメジロ」
現代を行く抜くにはこうでなくてはいけない。
そのためにコンサルタントや支援団体が活躍しているのだ。
どのようにしてメジロを来させるか!
簡単!カンタン!
管さんは悩むだろうが自然さんは頭を使う。
ミカン!



待つこと2時間2羽のメジロがやってきた。
面白いからミカンの数を増やした。尾は白くないがたくさん飛んできてツーと鳴く。





気の強いメジロもいて近くでヒヨドリと残り一つになった柿の奪い合い


食べ方はヒヨドリに負けない

大きい鳥には勝てなかった


あ鳥がいる。こちらもツーショット。



これは春から縁起が良いわい。
織田殿が出てこなかったから殺す話も出なかった。
良い年になりそうだ。