風花が舞う寒い日 末娘Rの成人式だった
家から30分の美容院へ7時に予約を入れておいたが
その後の通知で午前9時30分開式を知った
これでは間に合わない
すぐに予約を変更したが 5時しか空いていなかった
娘は家を朝4時過ぎに出発した
着付けも済ませ 妻の実家に挨拶にも行き
神社にお参りも済ませて式には間に合ったが
成人を祝ってのイベント駅伝大会のために
この時間の開式になってしまうのだろうか
午後からでも式典をやってくれれば
余裕で美容院にもいけるし写真も撮れると思いつつ
最後の娘だからいいかとあきらめた
式典は40分ぐらいで終わる
派手やかな振袖姿の女性や新調したスーツ姿の男性に混じり
個性を主張した髪型の若者もいたが皆が静粛に式に参加した
来賓挨拶などのお決まり事もあったが
小学生がピアノを弾き指揮をして国歌斉唱をしたり
成人代表に花束とメッセージを渡したのは 恒例だがほほえましかった
成人代表も 髪型とは相反する優しさと希望に満ちたりっぱな言葉で締めくくった
こういう若者達を見ていると自分がパワーをもらったようで
すがすがしい気分になってくる
成人式賛否論も聞くが大人になるけじめとしてあったほうがいいように思う
別の意味合いだが15歳で立志式もやって
自覚させるのもいいことだと ふと感じた