私の住む小さな町も大きな町に吸収されて合併する そのことによって二つ有るものを一つにするから金銭に無駄がなくなるらしい しかし一つなくなるということは道理的に小さな町のものがなくなることだ それでも合併しなければ町が存続できなくなるらしい 我慢して 成り行きに任せるしかないとあきらめモードのなか 形式だろうが住民座談会なるものが開かれている 私もスポーツ文化部門に呼ばれて出席した 各種団体等が交付金の行く末などを心配していたが 私はそんなことはどうでも良かった それよりも町にお金がない 国に金がないといって民間に移行する幼稚園や保育園問題に不信を抱いている 民間と公立両方があってバランスが取れていると感じている すべての園が民間になれば 子どもの取り合いになり過剰サービスもおこりかねない かってピアノ販売で年齢を3歳まで下げたように加熱していく それに対応出来ない園は倒産していくのだ 金持ちの子供はいい園 貧しい子供はそれなりの園と差がついてしまう 子供を商品にしてもらいたくないと思っている ここの小さな町の中でもすでに学校統合とか 保育園統合とかが進んでいる それが子供のために良いか悪いかはわからないが なくなった地域は確実に寂れていく しかしそんなことは私の遠吠えにしかならない むしろこれからは町民から 市民と呼ばれることを喜んで過ごすのだ そして大きな町がいくらがんばっても持っていけない自然がまだ残っている 将来自然を求め人の流れは逆上しそこに住む人はうらやましがられるのだ