長瀬さんは全国の偉人を尋ね歩いている
そこで拾った生の声を 生徒たちに発信していた
福岡の県立高校の校長の時に
生徒の心に生き続ける校長とは
どうあるべきかと考えた
「人間としての生き方を語らなければ存在はないに等しい」と言われた
その言葉に背中を押されて 人を訪ねる旅が始まった すべて実費だった
偉人との語らいで得た言葉や教訓を伝える
「教育」とは人間性に目覚めさせる芸術行為だというのが持論
出会った偉人の共通点は どんな逆光でもプラス思考だということ
それと夢を持っている 感謝の気持ちを持つこと
責任を他人に求めず言い訳をしないことだそうだ
印象に残った言葉としてサリン事件の河野さんに伺った時
「犯人を憎むエネルギーがあれば妻の介護に注ぎます」という言葉を挙げた
恨みはプラスにはならない いま自分にできることをやろうという
生徒を変えようとして始めたことがいま自分を変えた
本物は続く 続けると本物になるという
私のように人を憎み感謝の足りないものは肝に銘じて聞く話だった
なのにこの日少し眠くなった うつろで聞いたので資料を見て文を書いた
だいぶ前に聴講したが公開を忘れていた
詳しくは うたかたさんがうまくままとめた→ ここ