なんという名前なのかよくわからない 20年ぐらい前からここにあるようだ
その店に寄ってみたJRの駅からは20分ぐらい川をさかのぼる
そこから支流に入り10分上流そのこの集落から
峠越えの山道を走り峠を越える 谷川のほとりに
古ぼけたペンキ塗りの看板が覆いかぶさった草の陰からかすかに見える
そこに車を止める 店は見えない人家もない谷川にかかった板の橋を歩いて渡る
梅林の細道を進むと奥に店があった 常連客らしきグループが一つのテーブルで語っていた
おじいさんとおばあさん その娘さんと子供が店の人のようだ 子供が人形をおぶっていた
土間のチグハグなテーブルと椅子は砂ぼこりでザラザラしていた そこに座った
電気は来ているのだろう 扇風機が回っていた
ソバを頼んだ 「お盆に仏壇にあげた葡萄」と言って分けてくれた
ハーブの店も以前やっていたというが 今は倉庫にでもなっているのか
建物はあるが使用している様子はない
ここは店だけで住居は別にあるらしい 放し飼いの山羊が店まで入ってきた
エキサイト ショット