ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

防災のことを聞く

2011-07-21 17:02:43 | フォト日記


有事に自分の住む市の防災はどのようになっているか
また東北大震災時の市の対応など市役所各課から伺う機会があった

東北大震災数時間後に出動した消防隊は20時間かけてたどり着いた
食事も現地住人に考慮して隠れて静かに食べた 

家財道具を積んだ車の中に遺体があった
何もかも捨てて逃げれば助かる命もあるかもしれない

水道課からは給水車が大きすぎて狭い道に入れなかった
ペットボトルへの給水用の口がなく困難したとの報告

現地で指摘されホースの残水も無駄に出来なかった
現地に2トン車の運転できる職員がいなかった

役所の車両は保険の問題で運転は職員に限られている
非常時には運転免許があればだれでも運転できるようになればよいのに 

住宅建設課は市の耐震助成金が震災後さほど増えていない
市民安全課は被災地の役所業務を手伝った などの報告を聞かせてもらった

被災地では非常食で過ごした消防隊すぐに対応できる体制は嬉しい
水道課の給水タンクは常は空の状態で保存され非常時に給水する

島田市には移動タンクは 2tが7基 1tが8基 0.5tが2基
移動車は4トン車と2トン車があり 総水量29トン 

他に学校に固定が38基あるがこれは市民安全かが管理している

ポリタンクは人力で運ぶには重すぎる 大五郎の空き瓶が口も大きく
都合は良いらしいが 私は焼酎は飲めないので空き瓶がない

家庭での生水の保存方法や賞味期限などレジメも頂いた 
市の避難所は39か所あるが 収容人数は把握していなかった

耐震工事の負担は高齢者や障害者に多く負担される 
地震後耐震診断などの申請が増えたかと思ったがそうでもないのは

東北大震災はあまりにも大きく耐震どこの騒ぎではないのだろう
それよりも逃げ道の確保が大事かもしれない

遠野市のまごころネット隊長の言葉を思い出した
「何かあったら人に構わず自分が逃げろ」