棚森貢さんはユニークな人だった 大工であり陶芸家でもある
また茶生産製造 静岡県茶手揉保存会の支部長までしている
茶塾の「川根茶と焼き物」講座の講師で来てくれた 会場には
花器にドングリの付いた樫の木や茶の花なども生けてあった
また茶箱なども展示してある各自の机の上に資料と
花器に生けた物と同じドングリが並べられていた
始めにそれを全員が耳に当てろと言う そして何か聞こえるかと問う
指名された人が「耳が遠くて聞こえない」と正直に答えた
棚守さんは「正解は秋の足音が聞こえる」と意表をついた
これを言いたくてドングリの付いた枝を全員分取ってきたのだ
ドクロを回して湯呑茶碗を作ってきた ラップをしてある生のもの
それを講座の最終回までに焼いてくるので好きな字をかけと言う
いきなり言われても 思いつかない ジェジェジェと間違えて片仮名で書いた
講師の作品はユニークだった木の箱から おもむろに出した急須
注ぎ口が2個あるもの 取っ手の部分が注ぎ口になっているもの
手揉みのお茶も飲ませてもらったホウの葉に乗せられた和菓子付き
種類の違う木の香りも確認した 天然ヒノキや 楠は匂いも良く人気があった
好みの木に金具をつけ キーホルダー用に プレゼントしてくれると言う
神職が祭典の時に手に持つ笏(しゃく)に使われている一位の木を選んだ
仁徳天皇がこの木で笏(しゃく)をつくらせ正一位を授けたそれで「一位」
今年伐採した地域のお宮の木の後に植栽は一位の木を希望したが
氏子に蓮舫がいれば一位でなくても良いと言いそうだ
ジャンケンで最後まで負けた人は ご飯茶わんがもらえる
こういう時のジャンケンはなぜか勝ち 一位で争奪戦から外れた10/19