どうせ暇だ 雨予想ならば大衆演劇にでもと思っていたが
朝はまだ降っていない 先に散歩と足湯コースへ
この日の温泉駐車場は国際色豊かだ 近くの集落で
前日まで陶芸イベントが開かれていた その作家さんたちだ
紅葉刈りの観光バスも平日でもやってきて賑わっていた
横浜ナンバーのバスから降りてくる人は さほどお洒落していない
都会の人は旅行にも普段着で出かけるのだろう
田舎の人ほど 出かける時は一張羅でお洒落する
スーツ姿で決めているがなぜか帽子は肥料を買った時にもらったＪＡマーク入り
スーツもタンスから出してきたのかバスの中はナフタリンの匂いが充満する
それはともかく 散歩は途中で雨に降られたが 大したことはなかった
当初の予定の黒潮温泉に向かった まずは風呂へ
湯船につかった爺さんは鼻歌を唄い出した なぜか「大きな古時計」
若い人は 大衆演劇の役者かもしれない さっと入ってさっと出た
広間での演劇の客は少なく ほとんどが80歳以上の年代層
目いっぱいボリュームを上げて音楽がスピーカーから流れる
「お蓮首供養」と舞踊をみて 休憩所のテレビ付きのソファーで少し休憩
音声は耳元にしか聞こえないがウトウトしていると 近くで笑い声が聞こえる
誰かが一人でテレビを見て声を出して笑っているのだ うるさいので部屋を出た
夜の部の演目「瞼の母」も気になったが昼の部だけで止めた 帰りは雨 11/25