都会にあって田舎にないものに光ファイバーがある
田舎でも都会と同じ条件で暮らしたい そう思ったのか
隣町で光ファイバー整備事業を計画した
ところが費用がかかる事業なので反対者もいる
その人たちは住民に是非を問うように要求した
ところが町議会はそれを否決した そのために
整備事業は予定どうりに実地することになる
反対者は今度は町長と議会の解散を要求する
リコールが成立すれば選挙になる またお金はかかる
その為に使う費用の方がもったいないような気もする
写真は光ケーブルではない のいも(山芋)
先日のお祭りでいただいた敬満大井神社の献上物
のいもは隣町の地中に埋まっていた
都会の地中になくて田舎の地中にあるもの のいも
「お茶三昧講座」この日のテーマは歴史だった
川根茶の起源はかなり古く戦国時代 はじめは生産農家はすくなかった
江戸時代末期大井川流域で広く生産されるようになった
このころは川根茶の名は知られていなく安倍茶として出荷された
開港により茶の好景気がみられ国の重要な輸出品となった
売れ行きが良くなると多量出荷となり品質を落とす粗悪茶が出廻った
こうした悪条件下であっても川根地方は一貫して
良質茶生産を目指した関係者の努力が伺える
また 川根地域でお茶が栽培される理由としては
山間傾斜地で温暖な気候 土壌もお茶に合っていた
雨も多く川霧が発生する 近くの山から多量の山草がとれ肥料になった
また製茶の熱源としてマキや木炭が多量にあり比較的安価だった
金銭的に茶に変わる良い作物がないのでお互いが協力し熱心になった
茶業者も多く 生産面 販売面で良い指導者がいた
など茶のブランドの確率の話などを聴いた
確か去年も聞いた気がするが 忘れていた
霜降の日
http://chichi.happy.nu/24/autumn06/
講座も1年間は受講してみるが 不都合なものは2年目以降は更新しない
ところが意見を言える立場にするからといわれ意志が弱く更新したものもある
会社勤めでも参加できる時間帯に開催する講座がほしい
それが定年後の生きがいの発見などに結び付けば嬉しい
自分のためでもあるし 他人のためにもなるなどを希望した
が それも叶いそうもない状況になっている
参加者に定年後のおばさんが多いので 多数決では負ける
市が主催する講座でも受講者数を増やすことが目的かと感じた
争ってまで意見を通す気もない 講座途中でも ヤメタ
そう決めたら 町内で開催する他の行事までが 気が乗らない
そんな折 別の講座へ昨年私が誘った
その知人がこんどは私を誘ってくれた
迷ったが その人を裏切るのも悪い気がした
土曜日開催これなら仕事は休まなくてもよい
良くも悪くもやはり意志が弱い 受講した
「お茶三昧講座」 会社員の若者も受講していた
それに講座の日程や内容は担当者がセッティングしてくれる
受講者を主体にするなどの たてまえを言わないのが好い
となりの町で祭があった 4年に1回の大祭は去年だった
それでも毎年「七十五膳」はやるというので見に行った
祭りといっても子どもも若者もいない年寄りばかりだった
神殿に献上物が運ばれる 献饌(けんせん)に参加した
鳥居の外の参集殿と書かれた集会所のような建物から
参列者が石段に並び上の神殿まで手渡しで運んだ
唇には葉っぱを噛み喋れない 七十五膳の神饌(しんせん)献上物
神殿では祝詞奏上 玉串奉奠 神楽の舞いなどの神事は続く
撤饌(てっせん)で同じ石段を下り参集殿に戻し神事は終わった
そのお下がりは参列者がいただくということで三角くじが配られた
それに番号が書いてあり 献上された物と同じ番号のものが頂ける
ちなみに私は写真中央の「山いも」だった
そのような行為は「神人共食」(しんじんきょうしょく)という
日本の祭の特徴だそうだが 私の地区では神主に全部渡す
なお大祭りには本格的な仮装行列などがあるという
それも見たくなった 3年後 敬満大井神社で
前日S水さんに映画の券があるか伺ったら
ちょうど持っているというので購入した
映画とトーク だいぶ前の映画「まぼろしの邪馬台国」
市内で撮影した場面が多いということで市のホールで上映
堤監督のトークも聞けた 昔の映画監督のメガフォン持ったイメージと違い
撮影時に監督はカメラのそばにいないという
別室でモニター見ながら指示する
画面を見せて説明するのでわかりやすいしその場で編集までできる
映画のシーンでは線路向こうの私の地域は
山が消え 海になっていた
市のおおるりホールでの上映は 画面が遠いし
映写機の1台がピントが合わないので見にくい
これで料金取るのなら映画館で見た方が良かった
招待券の客が多いのか 誰も文句を言わずに観ていた
私の券もなぜか御招待のゴム印が押してあった
写真は 映画に出ていた場所