ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

早起きは得だ

2012-06-25 18:34:56 | フォト日記


6/23山梨へは朝早く出かけたので帰りも早い 
白根道の駅でサクランボを買ったり時間つぶしに

身延町のクラフトパークに初めて寄ったりもした
ここは広大な敷地だったが 活気がない施設だった

しかし庭の芝生は刈り刃の跡がなく葉もそろっていて雑草もない
どんな管理をすればこんなにきれいになるか知りたくなった

新東名に乗り 藤枝ICを出た頃まだ17時だった
野田屋へ向かったがまだ開店してない 外で待った

親方が呼びに来た とりあえず生ビールにした
盛り合わせの本マグロがとろけるようにうまかった

生のナスは以前食べたのを忘れて 珍しいと思って注文した 
万願寺唐辛子は焼いて食べたが辛くはない お替りもビールにした 

底が抜けているのか蒸発してしまうのか中ジョッキはすぐに空になる
「そのくらいにしとけば」という陰の声が聞こえたが

都合の悪いことは聞こえない良い耳だ 追加を頼んだ 
最後に頼んだジャガイモの唐揚げもにんにく味でとびきり旨かった

野田屋はいつも裏切らない満足して店を出てもまだ外は明るかった
朝早く起きると一日が長い 早起きは三杯の得

お昼は山梨だったが少し不満 それも書くか
「・○△×*・?+■★◆÷☆・・・」


養成講座の2日目

2012-06-24 17:43:35 | ボランティア


災害ボランティアコーディネーター養成講座2日目
何事もなく2日目も受講できたので 認定書は届くはず

午前中は災害対応カードゲーム(クロスロード)で 
人それぞれ考え方の違いを学んだ

川沿いの家屋に住む人に夜中の12時大雨による避難勧告が出た
指示に従うか否かの問題などが出された

私は従うカードを出したが 従わないという考えの人もいた
その人の家は鉄筋で丈夫 夜中の大雨に外に出るほうが危ない

なるほどと思った 犬を避難所に入れるか居れないか
食料が避難している人の数に足りない 配るか否か

など実際に起こりうる問題が出され それについて話し合った
この問題に正解はなく特典を争うものでもないが なぜか高得点だった

午後は災害ボランティアセンター立ち上げ訓練の演習
ボランティア役と スタッフ役にわかれて実地した

ボランティア役の時にスタッフを困らせるようなことをして悩ませた
そのことで 机上だけでは気づかないことの発見ができた

実際に災害が起これば慌てて てんてこ舞いになるが
少しでもこういうことを体験しておけば 無駄にはならないだろう

タダひとりだけ特別に張りきっている人もいた
それが良いかどうかは判断しかねる

一日目の時に県の危機管理局の人に聞いたことへの返答があった
震度5で水道の遮断弁が閉まる事への不安を伺ったが 

調べてから返事すとのことだった
この日 その人は見えなかったが 事務局に伝えてくれてあった

上水道と同じ水を消火栓に使っているところは出なくなるが
それへの対応はするので心配はない


レンゲツツジの咲く甘利山

2012-06-23 21:56:24 | 百花繚乱


20年前に雨の中を車で甘利山に登った 山頂は霧で視界が聞かなかった
それが奇跡的に晴れて富士山が見えた記憶がいまも脳裏に焼き付いている

きょうの朝は小雨だったが 20年前の幸運が再び起きると信じた
PM4:20 あまり乗り気がしない妻をたたき起し 甘利山へ向かった

ちょうど今がレンゲツツジが見ごろのはず 8時30分に駐車場についいた 
そこから歩いて20分で山頂 20年前に来た時と同じように

視界の利かない濃い霧の中に満開のツツジが咲いていた 
ただ違うのは今回はその霧が晴れない 

それにシャツ1枚で手ぶらで登る人がいない
ザックを背負い重装備の人の中で 私たちは浮いていた

写真は甘利山から千頭星山へ向かう山ガール


カラスの勝手

2012-06-22 19:08:07 | フォト日記


台風の朝 メタセコイヤの木の下に 雛が落ちていた 死んでいると思って 
生ごみにでも出そうと近寄った 「かぁー」と鳴いた 私は男だ

開けた口の中が真っ赤な カラスの子だった 
可愛い七つの子ではなく 一羽だけで可愛くないやつ

それでも生きているので 片付けるのは止めて
そのまま ほったらかしにして置いた

そのことを話したら H田さんが 飼いたいと言った
からすは捕獲して飼うことはできないが 飼育なら良いらしい

H田さんは すぐにバナナと 九官鳥の餌を買ってきた
からすは利口な鳥で家で放し飼いにしても夜には戻ってくるらしい

雛は落ちたのではなく飛ぶ訓練してるともいう 鳥獣保護法では
雛は拾わずに そのままほったらかしにして置くのが良いらしい

でもあの状態では 今頃は親に食べられるか 自らくたばっていたと思う
それもカラスの勝手だが ほったらかすのも 飼育するのも人間の勝手

今はだいぶ元気になり餌も食べるそうだ カラスの勝手ではなく
「カラスを飼って」とタイトルを変えなければ・・

もしH田さんの所にカラスの恩返しがあるなら 
おすそ分けが欲しいと我欲を隠せなかった 私


出久根達郎さん

2012-06-21 18:22:11 | セミナー


出久根さん68歳古本屋の店主だったが直木賞作家になった
嵐の日の講演を聞く人もすごいが やってくる講師もすごい

お話は石井桃子の「ノンちゃん雲に乗る」に生活の原点を見た話
皇后殿下の好まれた童話の話しは講演でしか聞けないマル秘話

また新刊書店は良く売れるので 補充が間に合わない
それで本棚に隙間があり 地震の時に本棚から落ちることがある

古本屋はぎっしり詰まっているので地震に強い
本棚の本はぎっしり詰めるに限ると笑わせた

出久根さんは少年時代は貧乏で本を買えなかった
移動図書館で借り 漱石全集や江戸川乱歩全集を読んだ

中学生の時に自転車で16キロ離れた書店に行き
立ち読みする楽しみを覚えた

邪魔だと文句を言う客に 女性のご主人は
「あの子たちは 将来のお客さんなの」と言ってとがめなかった

その時に 本屋は貧乏人も金持ちも 大人も子供も
人を区別しない 就職先は書店とこの時に決めた

学校に来た求人で東京・月島の本屋に就職が決まった
上京してから初めて勤め先が新刊書店ではないと知った

かびくさい15坪の店に上から下まで本が積んである
「出世できるような店じゃないな」とがっくりした

しかし今になってみるとそれが良かった
新刊書店では忙しい 古本屋は暇だから本が読める

売り物の本なので 感動した言葉は書き写して置いた 
自分の字で書いたものは 後々必ず読み直す

自分の精神を培った過程を見ることができ
それが貴重な財産となる

本を読むコツは 「これは何だろう」と考えながら読む
1冊読んで完結しないでそれに付随する本を数冊読む

人は誰でも後世に名を残すことができる それは
後ろ指さされない生き方をし 楽しい人生だと常に思うこと