ありがとうの回数で人間性が分かる

魔法の言葉です。
「ありがとう」

もともとはあり得ない程稀な事だからと「有難い」が語源だとも…。

「ありがとう」の言葉で人間性が分かるといいます。
イエイエ、あなたの周りの人の事ではなく
あなた自身の人間性です。

ここでいう「あなた」にはもちろん私自身も入っています。
朝目覚めた時にありがとうが言えていますか？
おはようと言ってくれた家族に「ありがとう」が言えていますか？
朝ご飯を作ってくれた奥様、お母さんに「ありがとう」が言えていますか？

「ありがとう」という言葉は
相手から言われるとうれしいのに
なぜか言おうとすると口ごもったりします。

たった一言「ありがとう」ただそれだけなのに…。

いつの間にか私たち日本人が「ありがとう」を言えない人種になってしまったように思います。
それは、核家族化のせい
それは、他人の領域に入り込まなくなったせい
それは、テレビのせい
それは、テレビゲームのせい
それは、携帯電話のせい
それは、・・・・

あまりにも相手を見て話をすることが少なくなり過ぎました。
あまりにも肌の触れ合い、ぬくもりに無頓着になり過ぎました。
今必要なことはとにかく相手を認めること
結果として、私自身を相手が認めてくれることです。

「ありがとう」この言葉をいつでも口から出せるようにしたいものです。
気を張る必要はありません。
口癖になるほどに「ありがとう」を連呼すればよいのです。

明日からは「ありがとう」の言葉を気負いなく口から出せるようにしたいと思います。

あなたの信念は？

お聞きします。ご商売は順調ですか？

「ハイ順調です」という方は読み飛ばして頂いても結構ですが
もしも、「イイエ、順調とは言えません」という方は
是非最後までお読み頂きたいと思います。

実に73％もの企業が税金を払っていない現状で
売上が順調です。
資金は潤沢です。
順風満帆ですという企業はごく稀にしかありません。

そんな中で
自分自身の答えを持たずに
ただただ周囲からの溢れんばかりの情報や忠告に
いちいち過剰反応している企業は枚挙に暇がありません。

ここでもう一度お聞きします。
あなたの事業上の信念とは？
あなたの商品（製品やサービスを含む）に込めた思いとは？
直ぐに答えて頂けるでしょうか？

ただ利益を出したいとか
ただ売上を上げたいとか
特に経営者が儲けや売上だけに走ってしまうと
経営者を支えようとしている従業員や部下たちは
何をすればよいか戸惑ってしまいます。

利益を出すのは、強い財務体質にして押しも押されぬ企業にするためという信念があれば
多少利益が出たからといって
利益が高級外車に変わるなどということは無い筈です。
利益を生まない本社社屋に何億円もかけようなどとは思わない筈です。
それが信念というものです。

最後にお聞きします。
あなたの信念は？

あなたに投げかけた自分自身も
自分の胸に手を置いてじっくり考えてみたいと思います。