RCが忙しさと酷い体調不良で全く進まぬ中、何気なくPCを起動したらSLのニュースが。
東北「岩手県営運動公園」に展示されていた「C58 239」の復活プロジェクトです!
JR東日本としては4両目のSL復元に当るそうで、既に大宮にて作業に入っているとの事。
今年後半からの営業運転を見込んでいるとは嬉しいニュースですね!!
東北の集客と元気付けを主目的としての復活だとの事、効果あるといいですワ。
復活の後に運行するのは津波被害が酷かった「釜石線」を軸に周辺のイベントに参加の予定とか。
但し、釜石線は勾配がキツイとの事からSL単機での牽引は困難とし、JR北海道から車両を購入し奥山 清行プロデュース改装(これ止めて欲しい…)を施したキハ141系を対とするとか。
つまり軌動客車をSLが引くと、「先頭のお飾り」みたいになって私的に魅力が半減してしまうと思っちゃうのです。
おまけに「SLばんえつ物語号」を見れば判る通り、客車の内外装を今風にアレンジしてしまうとワタシのように昔の人間が「当時に近い姿の再現」を期待する向きには奇異に映ってしまうんです<自分が天邪鬼なだけか
キハ141系は50系客車に単独走行する機動力を施したものですが、多くは50系自体が持つ風情を失っていて「残念な客車」というのが自分の印象。
間違ってもJR四国の初期型「アイランドエクスプレス四国」のように「はぁぁ~?」なデザインにされたら興醒めかも。
公園時代に繋がれていた「オハ35を」なんて言わないし思わないけど、異端列車にせず歴史と情緒を感動に結びつける客車構想の見直しを思わずには…。
因みに幾つかの画を見ると、秩父鉄道で脱線事故を起こしたC58がほぼ組み上がった状態で後ろに黒光りしてるのが見えてホッとします。
復元中C58の動輪と並べられた光輝く動輪が4っつ。
C61とバトンタッチして検査終了・路線復帰予定のD51の動輪と思われ、こちらも待ち遠しい限りです。
どのSLも太平洋戦争の前~後に作られたものばかりで老朽化が課題と思いますが、何年持つか判らないまでも新しい世代にその雄姿を少しでも刻んで欲しいものです。