時間が取れたので、気乗りしないパソコンの中身リニューアルを半日掛けて行う事にした。
朝食後から始め、先ず電源交換でつまづき(ケース側のウォーターノズルと干渉して収まらない)、ケースの重要部を損壊。
既存より奥行きがあったのが原因。
強引に電源を入れたものの、今度はマザーボードの規格問題が次々と浮上。
勘違いもあり、2機搭載されている光学ドライブ双方とFDDドライブ(これは想定内)がPATA等の問題で利用できなくなった。
一番嫌いなケースコネクタとMBの接続でも問題が発生。
昔のASUS(私は絶対にアスースとは読まない)では何の支障も無かったが、今回のMBでは様々なインジケーター用コネクタのプラスマイナスの距離が異なるものが続出!?
状態監視に支障が出ると判断し、ここでMBを元に戻す決断を。
ところがここからもトラブルが続出。
ノズルの損壊した片面ラジエーターを水路から切り離すのに難航。
冷却水は真水ではなく、精製蒸留水に毒性の強い腐食剤を混ぜて作る。
風の通らない場所でビニール手袋をして作業するも、角に引っ掛けて破けて皮膚が軽い炎症を起こしている。
なんとか形にし、モニターやキーボードのある場所まで運ぶ。
因みにタップリと冷却水の入ったATXケースは、下手なデスクサイド型の中型サーバーよりも全然「重い!」。
ケース両面にラジエーターがある関係で、横倒しして楽な姿勢で作業もできないため、ありえない姿勢を強いられる。
結果、昨日のサイクリングの比にあらざる激痛が体中を襲っている。
10年近く交換していない冷却水の一部でも入れ替えようと、電源を入れてポンプが回転している状況で、リザーバータンクの蓋を開けてスポイト付き容器で少し吸い出した。
…ドロドロに近い状態、液体と称するには少々抵抗がある。
急いで蒸留水に腐食防止剤を薄めに混ぜたクーラントを用意。
ノズルでエアが入らない程度まで吸い出しては、クーラントを溢れる寸前まで居れる。
これを数回繰り返した。
驚いたのは、吸い出せた古いクーラントが紙コップ半分程度なのに対し、新たに入ったクーラントは、薬局で売ってる蒸留水で約1本分も入ってしまった事!!
これまた腰に激務なエア抜きしながら徐々にクーラントを入れると、いろいろな所から空気がリザーバーへと流れてくる。
いくらポンプの揚力が強力とはいえ、抵抗の増えたクーラントでは奥に溜まった空気を押し出せなかったのだろうと推測。
今の所、リザーバータンクも満タンで、まぁこんなものかなって所でクーラントが流れてます。
という事で、先ほどやっと我が家のPC環境が一応の復活を見ました。
まだまだイロイロなものがMB交換には必要と判り、腰痛に加えて頭痛が…。
水冷、INTELのNetBarst時代に仕方なく普及した冷却方式だが、そろそろ我が家では次辺りで空冷に戻すようでしょうかね、効果にメリット、維持にデメリット、その比率を考えると…。