闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

WEC 第1戦 シルバーストーン

2017-04-17 12:39:00 | モータースポーツ

​WECの2017シーズンが始まった!

第1戦は英国、シルバーストーン。

 

今シーズンから 「アウディ」 が LMP1H から撤退したため、「トヨタ」 と 「ポルシェ」 のツートップが激突する。

ディーゼルエンジンでの頂上決戦が無くなり、思いのほか寂しい。

勿論、リベンジを掲げて即撤退、尻尾を巻いた日産は影も形も無し。

 

WECの場合、異なるカテゴリーが5つも同時混走するため、日本のSUPER GT より遥かに高度な技術が要求される。

プロトカーとGTカーが一緒に走るってのも、日本を含めどの国にも無い魅力を持つ。

 

短時間で雌雄を決する スプリントに対し、WEC は耐久レースのため 6時間~24時間と長い。

が、近年はマシンの耐久性が上がったのか、終始スプリント状態で平均速度の高さに驚かされる。

 

時間の長さ、様々なレギュレーション等で内容が濃く、SUPER GT を見てるより最近は面白く感じる。

毎回生放送を見るのだが(世界を転戦するので実際に見には行けないしね)、時間が長いとみてるだけでこちらまでフラフラになりますw

昨晩も2時近くまで眠い目を擦って最後まで見た(つかれた…)。

 

今シーズンは 「ポルシェ」 圧勝かと予想してたが、蓋を開けたら 「トヨタ」 とつばぜり合いを交わす大接戦。

6時間走ってその差が同一周回にほぼ収まるって、どんだけ性能差(腕もか)がバランス取れてるんだか。

 

途中大クラッシュでボロボロになった 「トヨタ」 が、規定時間内に修理してコース復帰、完走したのにも驚いた。

さすがは耐久マシン、トラブルに迅速かつ確実な対応ができる設計が車に生かされている。

ドライバーは病院に直行だったけど。

このあたり、スプリント系のSUPER GTマシンとは考え方からして違う。

 

結果的に、僅差で 「トヨタ」 が逃げ切り、第1戦を制した。

中島選手が表彰台の中央に立ったのは何年ぶりだろう、感慨深い。

やはり表彰式で真ん中に日の丸が上がるのはいいですね。

 

次戦はスパ・フランコルシャン(だったよな)。

そして 「ル・マン 24h」 の大舞台が待ち受ける。

今年こそは 「トヨタ」 が勝つこと、できるか今からワクワクが止まらない。 


WEC、日産はエンジンだけでも汚名返上できるか…

2017-01-27 21:45:00 | モータースポーツ

​WECの LMP1L クラスに参戦中の チーム・バイコレス が今季の仕様を大きく変更するらしい。

既存はCLMのシャーシにAERのエンジンを組み合わせていた。

このエンジンを、日産のVRX30A_EVO として今季を戦うとの事。

VRX30A といえば、2015年に 日産、NISMO、GT-R という 日産系のプレミアムワードを全て付けた FFのハイブリッドマシン3台を送り込んだ際のエンジン部。

結果、1台も完走どころかまともに走れず、下位カテゴリーのマシンに次々とパスされる恥ずかしいシーンが世界中に放送された最低最悪の結果を ル・マン の歴史に刻んだ。

コース脇に寄せられたマシンのボンネット脇から炎を吹き出し消火されるシーンなんざ、アメリカのドラッグマシン(排ガス浄化装置義務化せいや)見てるみたいで情けなくなった。

恐らく、ル・マンの歴史上、日本車でこれだけ恥ずかしい記録は日産のこのマシンだけだろう。

その後、ル・マン(WEC)でのリベンジを宣言した直後、撤退(ケツまくって逃げたわけね)を表明。

結果的に、NISSAN、NISMO、GT-R というワードはドロを被ったままだ。

 

今回、その時のエンジンをバイコレスが供給を受け、プライベーターで LMP1L クラスに挑む。

確か今季から、LMP2クラスで日産のエンジンが使用禁止になったハズだから、WECに残った最後の日産エンジンって事になる。

 

今の日産系には 「GT-R」 しか無いと言っても過言じゃない。

日本国内ダケを見れば、それなりの結果を残しているが海外では既に古さが否めない。

ゴーン式でレース活動が縮小傾向となり、そもそもベースになる車両が 「GT-R」 以外無い日産に何を期待するかと問いたい。

それこそ、今は基礎技術の昇華中と言われる スバル や マツダ の将来の方が期待できるような気すらする。

「やっちゃえ日産」 のJARO CM で迷走する日産。

あくまで個人的にではあるが、元日産車オーナーとしても 今の日差に何かを期待するのは難しい。

 

という事で、エンジンだけでも結果が残せたらいいね、ル・マンという「世界3大レース」の一角で。 


「C-HR」 の MT車はかなり面白くなる?

2016-05-30 06:04:00 | モータースポーツ

​ニュル 24H が明け、ニュースサイトにイロイロと取り上げられてます。

 

先のアップの通り、最も注目していた 「C-HR」 ですが、知れば知るほど大健闘が見えてきます。

 

因みに、ニュルに出た 「C-HR レーシング」 を 「小型ハイブリッドSUV」 と紹介する記事が見受けられますが、実際に搭載されているパワートレインは 1.2L のガソリンターボ + 6MT です。

正しくは 「ハイブリッド」 ではない。

 

走行シーンを見ても、左ハンドル車ですが、MTのシフトレバーを操作する様子が判ります。

 

今回の 「C-HR レーシング」 がエントリーしてるのは 「SP 2T」。

1.62Lまでのターボエンジン車のクラスです。

 

そこに1.2Lのターボで参戦、クラス3位ってのは堂々としたものですね。

動力性能のハンデは、足回りの良さが補ってるのかな?

 

こりゃ市販車が楽しみになるってもんです♪

恐らく売れ筋は 1.8Lのアトキンソン+モーターのハイブリッドモデル。

でも、MTやAWDが選べる 1.2Lターボも コアなユーザーに支持させそうな予感♪ 


ニュル24h 終わってみれば

2016-05-29 23:25:00 | モータースポーツ

​終わった、見終わったワ 今年の ニュル24H!

 

序盤は大荒れだったけど、全体の印象としては落ち着いた展開だった気がする。

 

とはいえ、BMWの 100周年記念マシンが 同じ BMWと激しくクラッシュしたり、横転するマシンも出て 流石は 「ニュル」 といったところですね。

 

表彰台は メルセデスAMG で独占、物凄く強い。

圧倒的です。

 

日本勢を見回せば、「GT-R GT3」 が大健闘です。

レクサス勢も頑張ったものの、最後に 「RC」 がリタイヤになったのは残念。

もしかしたら、モリゾウさんがハンドルを握るのではと言われてただけに、いろいろな意味で勿体なかった。

「RC F」 は見事、クラス1位です。

 

個人的に注目してた 「C-HR」 はカメラに映る事も多く、大健闘!

ガス欠というシーンもあったけど、終わってみれば クラス3位!? 総合でも 83位って驚きの成績に♪

番組内で車載カメラにテレメトリーを重ねて放送してたけど、車体が安定(細かい振動が少ない)して見えた。

直線でやっと180km/hオーバー程度と絶対速度はソコソコとはいえ、潜在能力はなかなかどうしてという印象。

これは年内(秋ごろ?)の 市販車国内発売が 面白くなりましたね。

 

死者は出なかったようで、穏やかに終わった 今年の ニュル 24H。

成績は良い方がいいけど、最後まで完走する事に大きな意味がある。

2年連続のクラス優勝した スバルにも拍手!

 

さぁ、興奮冷めやらぬ来月は、いよいよ 「ル・マン 24h」 が幕を開けます。

今回のニュルでは惨敗した アウディ が プロトの王者を掛け トヨタ と ポルシェに挑みます。

世界3大レースの一つ、「ル・マン 24h」。

まだまだ熱いレースが続きます。


来季のWEC、アウディ からマシン発表!

2015-11-30 17:25:00 | モータースポーツ

​2016年シーズンのWEC参戦車両、まずは アウディ から発表です。

 

audi-e-R18.jpg 

「R18]。

詳細が出てないけど、恐らく 「R18 e-tron quattro」 かな。

 

ヘッドライト回りのデザイン筆頭に、かなり大胆にデザインを変えてきましたね(汗。

恰好良いか悪いかは別にして、例年 奇抜なデザインを投入するアウディ。

でも、実戦で 速いし 強い辺り、レースとは何かを良く研究してるってとこかな。

確か、パーツの 「モジュラー化」 の概念を本格的に持ち込み、壊れても 驚くような短時間で元通りにしちゃったアウディ。

まるでゾンビみたいに周りを驚かせた。

 

世界最高峰の 「耐久レース シリーズ」 を戦うには、数字(パワーや最高速度等)だけでは勝てない事を見せつけた。

ピットで止まる時間が極端に短くなれば、アクシデントがつきもののレースで有利になる。

回数が重なれば、それはもう度外視できないアドバンテージになったり。

 

今シーズンで撤退の噂もあった アウディ。

ポルシェを含め、来季も走る事が判って良かった。

 

燃料タンクに極端な規制(容量が少ない)を強いられ、本気で走るのが難しい ディーゼル・ハイブリッド の アウディ。

それも当初の成績が極端に良過ぎた(速過ぎて 燃費も良かった)が故の、ハディディキャップ。

 

現在唯一の ディーゼルエンジン マシン、来季の暴れ方に期待!