かの国製という事もあるが、この手の製品は簡単にポンっとつかない事が多い。
恐らく相当難航し、苦労するとは思っていたがあれほどとは(涙
先ず、説明書が簡易的な事や、肝心なポイントが項目の最後に書いてあったりとドキュメントとして見ると簡易的過ぎる。
これが判り難い点。
あとは当たり前だけど、相当の力が必要な作業が続くからできれば大人2名で作業する事をオススメします。
自分のように一人でやると大汗かいて怪我して血が出たりした挙句、筋肉痛でグッタリする事になるかも。
女性一人とかでの装着は難しいと感じました。
最初に運転席の座面から手を掛けました。
実はココが最大の難所になるとは予想しなかった。
我が家の「アクセラ」 はシートヒーター内臓の 電動パワーシート仕様です。
なので簡単には下回りを覗き込めないし、手を入れても様々なモノが邪魔して容易には作業が進みません。
説明書には後ろから通したベルトを前側で留めるとありますが、パワーシート用は逆に前から通したベルトを後ろ側に通して留めます。
この補足説明は項目の最後にチョロっと書いてあり、前から順番に読んでいくと落とし穴に嵌ります。
肝心のタイベルト、後ろ側に通したくてもほとんど隙間が無く手は入りません。
苦労した挙句、針金を後ろ側から通し、前側でベルトを巻きつけて格闘した結果、なんとか固定できました。
前席の足元や、後席の足元に不自然な姿勢で潜り込む必要があるので、汚れてもいい恰好と、柔軟な身体でがんばりましょう。
私はこの時点で、シート下に入れた手を怪我し、かなりの出血を見ました(涙
基本的にサイドジッパーでシートカバーは固定できますが、正しい位置まで装着するのはどのパーツもかなりの握力と腕力で張る必要があります。
運動とか普段しない方は、それなりのダメージを覚悟した方がいいかも。
前席の助手席は、比較的スムーズに進んだ方かな。
運転席に比べれば、はるかに楽でした。
後席に移ります。
予め、ネットの記事で 「後席座面を外すのがかなり厄介」 とあったので、覚悟して挑みました。
案の定、固定フックを外したり、はめたりするのにかなりコツが必要で大変でした。
座面は車外に出してしまえば、逆に裏とか留めるのは楽で良いのですが…。
車に戻した時、ベルトの金具を通すタイミングとかの説明記述が中途半端で、都合2回も脱着で大汗かくハメに(涙
正直、後席へシートカバーを装着する際は、最低2名で作業する事をオススメします!
後席のアームレスト周りは結構難関かな、生地をあっちにこっちにとグイグイ伸ばしながらになるので疲れました。
結局、後席背もたれの裏面にある ベビーシート固定金具の周りに生地を挟み込むのを断念しました。
付属のヘラで隙間に押し込むハズなのですが、何故かココだけキッチリで生地が押し込めません。
隙間が無い感じです。
まぁ普段見えない部分なので、ヨシと放置する事に。
意外に苦労したのが、ヘッドレストへの装着。
正しい位置のまま生地を伸ばしながら装着するのですが、斜めになると滑らないからほとんどやり直しになる。
これを計5個作る、ゲッソリでした。
最後にコンソールのフタにカバーを被せて終了。
作業時間、休み無しの2時間半。
筋肉痛と手や腰の重ダルさでグッタリ、グロッキーですw
こちらが作業完了後に撮影した車内。
↓前席側
↓後席側
まぁ苦労したんだから、こんなもんでしょうかw
体重が乗る部分は3層構造の通気が良いメッシュ構造になってて、実際に座るとクロス地のままより滑り難い印象かな。
黒いレザー調の部分がこのメーカーの独自素材だそうで、触り心地が皮っぽくて悪く無い。
これから汗をかく夏に向け、ムレ難い構造というこのシートカバーが快適性に寄与してくれる事を祈るばかりです。
こうしてみると、マツダの少し凝ったシート表皮の裁断を生かすように、シートカバーも丁寧に作り込まれてる事が伺えます。
一応コレ、シート横の 「サイドエアバック対応品」 なので、まぁ安心かな。
あと、座面に低いスポンジみたいのが配置されてるので、よりシッカリと身体をホールドするとの記載があったなぁ。
実際に装着してからまだ乗って無いから、どれだけ効果があるのかは今後の様子見、です。
購入時、通気性のあるメッシュ部分が赤系と青系、そして私が選んだ白系がありました。
赤と青は派手な印象で、若い方向けに見えた。
という事で、一番シック(?)な白系をチョイスしたのでした。
あ~、明日からまた普通に仕事なのにこんなにダメージ負って笑えない~。
世間様はGWとかでお休みですが、当方は普通にお仕事なので恩恵無し。
気合いで頑張るしかなーいw